がっかりせずに着物を買取してもらう方法を知りたい・・・
「着物買取にがっかりした」という口コミを見かけ、不安に思っている人も多いです。
この記事では着物買取にがっかりしないためのコツや、おすすめの買取業者等について詳しく解説していきます。
- 着物買取にがっかりする理由・原因
- 高く買取される着物の特徴とコツ
- 着物を買取に出す際の注意点
- 着物買取におすすめの業者
目次
着物買取にがっかりする理由とは
着物買取にがっかりしてしまう理由を、以下の6つご紹介します。
- 購入時よりも安い
- 買取想定額より低い
- 思い入れの着物だった
- 着物のサイズが小さい
- 悪徳業者に依頼してしまった
- 着物買取業者ではない
一つずつ見ていきましょう。
購入時よりも安い
着物買取にがっかりする理由には、購入時よりも安い価格で買取されてしまったことが挙げられます。
着物は購入時の値段が高いため、高値での買取を期待してしまいますが、あくまでも古着として扱われます。
経年劣化によるダメージなどを考慮し、買取価格は購入時よりも安くなるケースが多いことを覚えておきましょう。
買取想定額より低い
着物買取にがっかりする理由の2つ目は、買取想定額よりも価格が低いことです。着物は、骨董品のような価値があるものやブランドものでない限り、想定よりも低い価格で買取される場合があります。
着物買取の際はあまり期待をしすぎず、快く手放す気持ちで買取に出した方が良いでしょう。
思い入れの着物だった
着物買取にがっかりする理由として、思い入れのある着物だったケースも挙げられます。着物の買取には、親や祖父母などの着物を査定に出す場合があります。
思い入れのある着物だった場合、買取額がいまいちだとがっかりしてしまうものです。
着物のサイズが小さい
着物買取にがっかりする理由は、着物のサイズが小さくて買取額が安かったことが挙げられます。
日本人の平均身長は昔に比べて高くなっているため、昔の着物は今よりもサイズが小さいです。
現在の需要も少ないため、思ったよりも安く買取されてしまい、がっかりしてしまうことがあります。
悪徳業者に依頼してしまった
着物買取にがっかりする理由として、悪徳業者に依頼してしまったケースが挙げられます。急に訪ねてきた着物買取業者を名乗る業者に依頼をしてしまい、トラブルに巻き込まれてしまう場合もあります。
着物の買取額が低いだけではなく、他の品物も安い価格で買取されてしまう場合があるので注意しましょう。
突然来る業者や、いきなり電話をかけてくる業者には注意が必要です。
着物買取業者ではない
着物買取にがっかりする理由は、着物買取業者ではないところに売却してしまったからというものがあります。
着物買取を専門に行っていない業者に依頼してしまうと、着物の価値を理解してもらえず、安い価格で買取されてしまうことがあります。
プレミアや現在の市場価値などを考慮されないため、ただの古着として扱われてしまうこともあるので注意しましょう。
着物買取価格が安い理由
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由には、以下の6つがあります。
- 着物の状態が悪い
- 素材の質が悪い
- ブランドものではない
- 購入時の証紙・落款がない
- まとめ売りしていない
- 着物の需要が低下している
詳しく見ていきましょう。
着物の状態が悪い
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由は、着物の状態が悪いからです。着物はシミや汚れ、カビなどが付いていると、大幅に査定額が減額されてしまいます。
とくに目立つところの汚れがひどいと、買取不可となる場合もあります。タンスの中の湿気や虫食いなど、着物の保管にも気をつけてください。
素材の質が悪い
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由として、着物の素材の質が悪いことが挙げられます。
着物には、絹(シルク)で作られたもののほか、安価なポリエステルやウールなどの化学繊維で作られたものがあります。
化学繊維の着物は購入時の価格も安いため、買取の際も値段はあまり期待できません。
ブランドものではない
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由は、ブランドものではないからです。古い着物や新しい着物問わず、ブランドものの着物は高く売れる傾向があります。
しかしブランドものではないと、価値がないと判断されて安価で買取されてしまいます。
購入時の証紙・落款がない
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由の4つ目は、購入時の証紙・落款がないからです。
証紙とは、着物の価値と品質を示す証明書のこと。落款とは、着物の作家名が書かれた記のことです。
購入時の証紙や落款がない着物は、素材やブランドなどがわからず、本物と証明ができません。
ブランドものであったとしても、安い価格で買取されてしまう場合があります。
まとめ売りしていない
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由として、まとめ売りしていないケースもあります。
着物は1着だけを売却するよりも、数着まとめて買取に出した方が査定額が高くなる傾向です。
来ていない着物や、いつか手放そうと思っている着物は、まとめて売却した方が良いでしょう。
着物の需要が低下している
着物買取でがっかりしてしまうほど価格が安い理由には、着物の需要が低下している可能性もあります。
現在、着物の需要は低下しており、日常的に着物を着る人はほとんどいません。中古で購入する人も少なくなっているため、着物の買取全体で価格が下がっているのです。
高く買取される着物の特徴
着物買取でがっかりしないために、高く買取される着物の特徴を押さえておきましょう。
- 高級な素材が使われている
- ブランドものの着物
- 着物の保存状態がいい
一つずつ説明します。
高級な素材が使われている
高く買取される着物の特徴は、高級な素材が使われていることです。着物にはさまざまな素材が使用されていますが、なかでも絹100%の「正絹」を使用した着物は、高値で買取される傾向があります。
麻や木綿、ポリエステルなどの安価な生地に比べ、高く買取されます。
ブランドものの着物
高く買取される着物の特徴として、ブランドものの着物が挙げられます。着物のブランドとは、有名作家が手掛けたものや老舗ブランドの着物を指します。
中でも以下の老舗ブランドの着物は、高値で買取される傾向です。
- 川島織物
- 瀧村美術織物
- 大羊居
- ゑり善
老舗ブランドの着物や作家物の着物には、落款が押されています。買取業者は落款を見てブランドかどうか判断しています。
着物の保存状態がいい
高く買取される着物の特徴の3つ目は、着物の保存状態がいいことです。ブランドや作家物の着物ではなくても、着物の保存状態がいいと高値で買取されます。
シミやカビ、虫食いなどがない着物は、中古でも需要があるため買取額も高くなる傾向です。
着物を高く売るコツ
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツは以下の6つです。
- 綺麗な状態にしておく
- セット物を揃える
- 証紙を提示する
- 需要のある時期に買取してもらう
- 着物専門の買取業者に依頼する
- 複数の業者に査定を依頼する
詳しく見ていきましょう。
綺麗な状態にしておく
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツは、綺麗な状態にしておくことです。
着物はタンスに入れて保管することが多いですが、虫食いやカビ予防の対策を取っておくと、綺麗な状態で保管ができます。
防虫剤や除湿剤などを活用し、着物を綺麗な状態でしまっておくことが大切です。
セット物を揃える
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツとして、セット物を揃えることが挙げられます。
買取額を少しでも上げたいなら、着物のセットとなるものを揃えて売却するのがおすすめです。
着物のセット物には、以下のものがあります。
- 下駄
- 帯
- かんざし
- 収納袋
着物単体での買取も可能ですが、付属品を一緒に出すと買取額も高くなります。
証紙を提示する
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツの3つ目は、証紙を提示することです。
着物の品質を証明する証紙は、価値のある着物に必ず付いています。証紙がないと価値を証明できず、買取額も大幅に下がってしまうので注意しましょう。
着物を買取に出す前に、証紙があるか確認しておくことをおすすめします。
需要のある時期に買取してもらう
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツとして、需要のある時期に買取してもらうことも挙げられます。
子供の卒業式や成人式で着物を着用する人が多く、着物は2~3月頃に需要が高くなります。
約1か月前の1~2月ごろに買取の需要がピークになるため、高値での売却が可能です。
着物専門の買取業者に依頼する
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツの5つ目は、着物専門の買取業者に依頼することです。
着物は種類やデザイン、年代以外にも、トレンドなどの市場価値によって価格が変わります。
着物を専門に買取している業者なら、着物の状態だけではなく市場価値も考慮した価格を提示してくれます。
反対にリサイクルショップでは着物の状態しか見てもらえないことが多く、価値のある着物も安く買取されてしまう可能性があるので注意が必要です。
複数の業者に査定を依頼する
着物買取でがっかりしないための、着物を高く売るコツとして、複数の業者に査定を依頼することも大切です。
着物の査定は、査定士の質や業者の査定ポイントなどによって大きく異なります。着物を高く買取してほしい場合は、少なくとも2~3社に査定を依頼して金額を出してもらうと良いでしょう。
その中から対応や金額のいい業者を選べば、買取の満足度もアップします。
着物を買取に出すときの注意点
着物を買取に出すときの注意点を8つご紹介します。
- クリーニングに出さない
- クーリングオフ適用範囲を確認する
- 着物の買取相場を確認しておく
- 営業電話をかけてくる業者には頼まない
- リサイクルショップやオークションは避ける
- 業者の着物買取実績を確認する
- 着物買取業者の口コミをチェックする
- 買取価格に納得がいかない場合は断る
一つずつ見ていきましょう。
クリーニングに出さない
着物を買取に出すときの注意点は、クリーニングに出さないことです。着物は綺麗な方が買取額は上がりますが、査定前にクリーニングに出すのはおすすめできません。
着物のクリーニングはお店にもよりますが、1万円ほどかかる場合があります。クリーニングに出したからといって、買取額が大幅に上がるわけではないので、買取前にクリーニングに出すのは控えた方が無難です。
クーリングオフ適用範囲を確認する
着物を買取に出すときの注意点として、クーリングオフ適用範囲を確認することも大切です。
クーリングオフとは、自宅に訪問しての買取で8日以内なら撤回できる制度のこと。出張買取のみ対象となり、宅配買取や店舗に持ち込んでの買取は対象外となるので注意しましょう。
着物の買取相場を確認しておく
着物を買取に出すときの注意点には、着物の買取相場を確認しておくことも挙げられます。
着物の買取相場は、ブランドや使用している素材によって異なります。
ある程度の相場を把握しておくと、安い価格で買取されそうな場合に事前に気付くことが可能です。
業者のホームページに記載されている買取額を照らし合わせ、売却予定の着物の相場を確認しておくと良いでしょう。
営業電話をかけてくる業者には頼まない
着物を買取に出すときの注意点として、営業電話をかけてくる業者には頼まないことも重要です。
急に営業の電話をかけてくる業者のなかには、悪質な業者が多いです。着物の価値を判断せずに安い価格で買取したり、貴金属や食器なども無理やり買取されるケースがあります。
また、いきなり訪問してきて押し買いをしてくる業者にも注意が必要です。なかには、住人が気付かぬうちに金目のものを盗んでしまう業者もいます。
リサイクルショップやオークションは避ける
着物を買取に出すときの注意点の5つ目は、リサイクルショップやオークションは避けることです。
着物の買取は、リサイクルショップやオークションでも可能です。しかし、着物の正確な価値を判断できず、安い価格で買取されてしまう可能性もあるので注意してください。
着物の価値を正確に判断してほしいなら、着物を専門に買取している業者に依頼するのがおすすめです。
業者の着物買取実績を確認する
着物を買取に出すときの注意点として、業者の着物買取実績を確認しておきましょう。買取業者のホームページには、買取してきた品物の実績が記載されている場合があります。
買取実績が豊富な業者は、それだけ着物買取の知識や経験が豊富な業者です。安心して依頼するためにも、業者のホームページはよく確認しておきましょう。
着物買取業者の口コミをチェックする
着物を買取に出すときの注意点として、着物買取業者の口コミをチェックすることも挙げられます。
着物買取業者に依頼する前に、GoogleやSNSなどで買取業者の口コミをチェックしておくことをおすすめします。
口コミには、利用した人の生の声が書かれています。業者の対応や査定方法、買取金額などの目安がわかるので、安心して依頼できます。
買取価格に納得がいかない場合は断る
着物を買取に出すときの注意点は、買取価格に納得がいかない場合は断ることです。査定をしてもらったあとでも、買取額に納得いかなければ断ることができます。
思った以上の値段が付かなかった場合や、他の業者と比較してみたい場合は、買取を断ってしまっても問題ありません。
着物買取でよくある質問
着物買取でよくある質問をまとめました。
古い着物でも買取できる?
着物買取では、古い着物も売却が可能です。種類やサイズ、状態などによって買取価格は大きく異なるので、買取業者に査定してもらうと良いでしょう。
とくにアンティークの着物は、歴史的な価値も考慮され、高値で売却できる可能性があります。
喪服は買取できる?
業者によっては、着物買取で喪服の査定も行っています。しかし使用する機会が限られていることから、中古での需要はあまりありません。
なかには喪服買取不可としている業者もいるため、事前に電話などで確認しておくと良いでしょう。
着物買取はクーリングオフできる?
着物買取では、クーリングオフ制度を利用できます。しかし出張買取のみ対応となるため、宅配買取や店頭買取では利用ができません。
着物買取はキャンセルできる?
着物買取では、査定後のキャンセルが可能です。買取金額に納得がいかない場合や、ほかの業者と比較したい場合はキャンセルしても問題ありません。
しかし悪徳な業者の場合、一度査定を行うとキャンセルできない場合があるので注意が必要です。
着物の委託販売ってなに?
着物買取と着物の委託販売の違いは、以下のとおりです。
特徴 | |
---|---|
着物買取 | 個人が代理店に商品を売却。その商品を代理店が他のユーザーに販売する |
着物委託販売 | 手数料を支払い、代理店に商品の販売を委託・代行して販売してもらう |
着物の委託販売は、着物を求めるユーザーの目に触れやすく、売れやすいのがメリット。ギリギリ売れるであろう金額を相談しながら決定するので、買取よりも高く売却できる可能性があります。
買取できない着物はある?
着物買取で買取不可となる着物の特徴は、以下のとおりです。
- シミや汚れが多い
- カビが生えている
- 臭いがきつい
- 喪服着物
- ウール・ポリエステル着物
- サイズが小さい着物
買取不可となる基準は、業者によって異なります。事前に問い合わせておくと、安心して売却ができます。
着物買取におすすめの業者3選
着物買取におすすめの業者を3社ご紹介します。
福ちゃん
状態の悪い着物の買取可否 | 可能 |
---|---|
着物と一緒に買取可能なもの | 帯留め・帯揚げ・扇子・草履・かんざしなど |
着物査定方法 | 店頭買取・宅配買取・出張買取 |
出張対応エリア | 全国 |
主な店舗所在地 | 東京都・神奈川県・埼玉県・静岡県・宮城県・大阪府・愛知県・岡山県・福岡県 |
宅配キットの有無 | あり(無料) |
着物宅配買取キャンセル時の送料 | 自己負担 |
女性着物査定員の指定可否 | 可能 |
営業時間 | 10:00~19:00(店舗による) |
定休日 | 年中無休※年末年始は除く(店舗による) |
着物査定期間 | 宅配買取は1〜5日間 |
入金までの期間 | 店頭買取と出張買取は当日宅配買取は成約後1~5営業日以内 |
持ち込み着物買取の予約可否 | 必要(店舗による) |
現金即払い可否 | 可能宅配買取の場合は振り込み |
コールセンター受付時間 | 9:00~20:00 (年中無休※年末年始は除く)宅配買取は9:00~18:00 (年中無休※年末年始は除く) |
福ちゃんは、買取実績800万点を誇る買取業者です。丁寧・安心の対応で、着物買取を行っています。
店頭・宅配・出張での買取に対応しており、女性の一人暮らしに安心の「レディースプラン」も用意されています。
状態が良くない着物でも買取できる可能性があるので、一度相談してみると良いでしょう。
バイセル
状態の悪い着物の買取可否 | 不可の可能性高し |
---|---|
着物と一緒に買取可能なもの | 帯留め・草履・バッグ・かんざしなど |
着物査定方法 | 店頭買取・宅配買取・出張買取 |
出張対応エリア | 全国 |
主な店舗所在地 | 東京都・神奈川県・埼玉県・宮城県・愛知県・大阪府 |
宅配キットの有無 | あり(無料。段ボール箱は無し) |
着物宅配買取キャンセル時の送料 | 自己負担 |
女性着物査定員の指定可否 | 可能 |
営業時間 | 10:30~19:00(店舗による) |
定休日 | 年中無休 ※年末年始は除く(店舗による) |
着物査定期間 | 10営業日以内 |
入金までの期間 | 成約後2営業日以内 |
持ち込み着物買取の予約可否 | 不要 |
現金即払い可否 | 可能 |
コールセンター受付時間 | 24時間 |
バイセルは、東証上場企業が運営する買取業者です。着物や切手、古銭など幅広いアイテムの買取を行っています。
思い入れのある着物も、バイセルならしっかりと価値を見極めて査定が可能。累計買取点数3,700万点以上を誇る、実績のある業者です。
シミやしわ、家紋付きの着物なども、丁寧に査定してもらえます。
ザ・ゴールド
出典:the-gold.jp
状態の悪い着物の買取可否 | 可能 |
---|---|
着物と一緒に買取可能なもの | 帯留め・帯揚げなど |
着物査定方法 | 店頭買取・宅配買取・出張買取 |
出張対応エリア | 全国 |
主な店舗所在地 | 北海道・新潟県・長野県・富山県・石川県・岩手県・宮城県・福島県・東京都・静岡県・岡山県・広島県・徳島県・香川県・愛媛県・青森県 |
宅配キットの有無 | あり(無料。段ボール箱は無し) |
着物宅配買取キャンセル時の送料 | 自己負担 |
女性査定員の指定可否 | 要確認 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 年中無休(一部夏季・年末年始は除く) |
着物査定期間 | 1週間前後 |
入金までの期間 | 成約後当日~2営業日 |
持ち込み着物買取の予約可否 | 不要 |
現金即払い可否 | 可能 |
コールセンター受付時間 | 9:00~18:00 (年中無休※年末年始は除く) |
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