処分費用相場はどのくらい?
無料で処分する方法等知りたいな…
ピアノの処分について詳しく知らない方も多いと思います。
この記事ではピアノの処分方法や、おすすめの買取業者について詳しく解説していきます。
- おすすめのピアノ処分方法
- ピアノを無料で処分する方法
- ピアノ処分の際の注意点
- ピアノの処分におすすめの業者
目次
ピアノの処分方法5選
中古ピアノを処分するための、後悔しない方法をまとめました。
- ピアノ買取業者に依頼する
- 出張買取可能なリサイクルショップに依頼する
- 不用品買取業者に引き取ってもらう
- 引っ越し業者に処分してもらう
- 粗大ゴミとして回収してもらう
詳しく解説していきます。
処分方法①ピアノ専門の買取業者に依頼する
中古ピアノを処分するための後悔しない方法は、ピアノ専門の買取業者に依頼することです。
ピアノ専門の買取業者に依頼することで運び出しをしてもらえ、さらに買取もしてもらえます。
しかしあまりにも古いものや、状態の悪いものは買取不可となる場合もあるので気をつけましょう。
YAMAHA(ヤマハ)やKAWAI(カワイ)などのメーカーものや、比較的新しいモデルは高価買取が狙えます。
処分方法②出張買取可能なリサイクルショップに依頼する
中古ピアノを処分するための後悔しない方法の2つ目は、出張買取可能なリサイクルショップに依頼することです。
基本的にリサイクルショップでは、グランドピアノやアップライトピアノは、運搬や買取した後のメンテナンス等を考え買取不可にしているところが多いです。
しかし、電子ピアノであれば買取可能にしているところは多いので1度問い合わせしてみましょう。
処分方法③不用品回収業者に引き取ってもらう
中古ピアノを処分するための後悔しない方法には、不用品回収業者に引き取ってもらうことが挙げられます。
不用品回収業者であればピアノ以外の家具・家電や雑貨などまとめて引き取ってもらうことが可能です。
見積もり・相談は無料のところが多いので1度相談してみるのも1つの手ですね。しかし、不用品回収業者の中には不法投棄をしたり高額な回収金額を要求してくる悪質な業者もあります。
悪質な業者を避けるためには、ホームページにプライバシーマークのある業者を選ぶのがおすすめです。
プライバシーマークとは信頼のできる業者に与えられるマークなので安心して取引ができます。
処分方法④引っ越し業者に処分してもらう
中古ピアノを処分するための後悔しない方法の4つ目は、引っ越し業者に処分してもらうことです。
サカイ引っ越しセンターやアート引越しセンターなどの大手引越し業者では、提携している専門の業者があり、引き取りや処分を行ってくれます。
無料ではありませんが、ピアノ単体で処分するよりも安く済む可能性があります。メーカーやモデルによっては値段が付くこともあるので検討してみましょう。
処分方法⑤粗大ゴミとして回収してもらう
中古ピアノを処分するための後悔しない方法の最後は、粗大ゴミとして回収してもらうことです。
ピアノを粗大ゴミとして処分してもらう場合、まずは自治体にピアノの処分が可能かどうか必ず問い合わせしましょう。
理由は、ほとんどの自治体がピアノを粗大ゴミとして対応していないからです。しかし一部の自治体では、電子ピアノのみ対応しているところもあります。
ピアノを無料で処分する方法
ピアノを無料で処分する方法は以下の4つです。
- オークションサイトやフリマサイトに出品する
- ジモティーを活用する
- 友人や知人に譲る
- 施設に寄付する
1つずつみていきましょう。
無料処分方法①オークションサイトやフリマアプリに出品する
ピアノを無料で処分する方法は、オークションサイトやフリマサイトに出品することです。
オークションサイトやフリマアプリでも多くの取引された実績があるので、これらのサイトに出品するのも1つの手です。
しかし送料や運送中のトラブル、ピアノのメンテナンス等の問題を考えると、自身の希望額で売却するのは難しいです。
無料処分方法②ジモティーを活用する
ピアノを無料で処分する方法の2つ目は、ジモティーを活用することです。ジモティーは地域密着型の不用品を譲り合えるサービスです。
自分の近所の方のみが対象なので、個人間でスムーズにやり取りができます。ピアノの取引数・出品数も多く、無料でやり取りされているものもあれば、価値の高いピアノは値段がついてやり取りされているものもあります。
無料処分方法③友人や知人に譲る
ピアノを無料で処分する方法には友人や知人に譲ることが挙げられます。ピアノを必要としている友人や知人であればほとんどの場合が引き取りに来てもらえるでしょう。
費用もかからないうえに、トラブルが起こる可能性も低いです。
無料処分方法④施設に寄付する
ピアノを無料で処分する方法の最後は、施設に寄付することです。ピアノを欲しいと思う施設や、老人ホームなどに寄付する等ことは珍しいことではありません。
相談次第では運送費などの諸々の費用を請け負ってくれる可能性もあるので、1度近くの施設の相談してみるのもありですね。
種類別のおすすめピアノ処分方法
ピアノ処分方法を以下の種類別に解説します。
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
- 電子ピアノ
1つずつ見ていきましょう。
グランドピアノの処分方法
グランドピアノの処分方法には主に以下の3つの方法が考えられます。
- ピアノ買取業者に買取してもらう
- オークションサイトやフリマアプリを使って売却する
- 不用品回収業者に回収してもらう
グランドピアノは重量が300kg前後ある大型のピアノです。搬出や運送に最低でも3〜4人は必要になってくるため人件費が増えます。
その分、処分費用も高くなります。そうならないために上記のような、運送費用や処分費用がかからない方法を試しましょう。
アップライトピアノの処分方法
アップライトピアノの処分方法には以下の3つの方法があります。
- ピアノ買取業者に買取してもらう
- オークションサイトやフリマアプリを使って売却する
- 不用品回収業者に回収してもらう
アップライトピアノは重量が200kg前後ほどあり、グランドピアノよりは軽量のピアノです。
しかし搬出、運送に人数が必要なため処分費用が大きくなる傾向にあります。上記のような方法で運送費用や処分費用がかからないようにしましょう。
電子ピアノの処分方法
電子ピアノの処分方法は以下の3つです。
- ピアノ買取業者に買取してもらう
- オークションサイトやフリマアプリを使って売却する
- 友人や知人に無料で譲る
電子ピアノは60〜70kg前後と、グランドピアノやアップライトピアノに比べると軽いピアノです。
ピアノによっては1人で搬出・運送ができるので比較的安く処分できます。また電子ピアノはピアノの中でも安い価格であり、サイズも小さくスペースを取らないことから人気が高いので、知人や友人に無料で譲る方法もあります。
ピアノを処分する際にかかる費用相場
ピアノを処分する際にかかる費用をまとめました。
- 解体・組立費
- 搬出費
- 運送費
- 処分方法別の費用相場
詳しく解説していきます。
解体・組立費用
ピアノを処分する際にかかる費用は解体・組立費です。ピアノをその場から出すことができない場合や、運び出しの際に傷をつけてしまう恐れがある場合には、1度解体する必要があります。
その場合の費用はおおよそ30,000円前後です。
搬出費用
ピアノを処分する際にかかる費用には搬出費が挙げられます。搬出費とはピアノを運び出す際にかかる人件費のことです。
搬出費はピアノの重量や大きさ・作業する人数によって変動します。大きいサイズのピアノであればおおよそ20,000円ほどかかると思っておいた方がいいでしょう。
また、高層階にピアノがある場合はクレーン車などで作業する場合があります。クレーン車などの特殊作業を行った場合は、さらにプラスで費用がかかってきます。
運送費用
ピアノを処分する際にかかる費用の4つ目は、運送費です。運送費は運送距離やピアノの重量や種類により変わってきます。
運送距離が長いほど高くなり、ピアノは重いものほど費用が大きくなります。
ピアノ処分方法別の費用相場
以下はピアノの処分する際にかかる、処分方法別の費用相場です。
グランドピアノ | アップライトピアノ | 電子ピアノ | |
---|---|---|---|
不用品回収業者 | 40,000円前後 | 20,000円前後 | 10,000円前後 |
オークション・フリマアプリ | 送料 | 送料 | 送料 |
友人・知人に譲る | 送料 | 送料 | 送料 |
買取業者 | 無料 | 無料 | 無料 |
粗大ゴミ | 対応していない地域が多い | 対応していない地域が多い | 1,000円前後 |
上の図のように不用品回収業者に依頼すると大きな費用がかかってきます。オークションサイトやフリマアプリでは送料がかかることが多く、いつ売れるか分からないところが難点です。
友人や知人に譲る場合では交渉次第では送料も相手が負担してくれるかもしれないので、周りに必要としている方がいないか確認してみましょう。
買取業者に依頼する場合は基本的に全て無料で作業してくれます。また値段がつく場合もあるので1番良い方法と言えるでしょう。
粗大ゴミはほとんどの自治体がピアノに対応していません。また電子ピアノも対応していない自治が多いです。
なので、まずは買取業者に買取可能か問い合わせをして無理であれば、不用品回収業者や自治体に対応可能か問い合わせしてみましょう。
ピアノを処分する際に自分で運ぶのは注意が必要!
ピアノを処分する際に自分で運ぶのは以下のような注意が必要です。
- 軽トラックの場合は道路交通法に違反する恐れがある
- どうしても自分で運搬する場合は2トントラックを用意する
1つずつ見ていきましょう。
軽トラックの場合は道路交通法に違反する恐れがある
ピアノを処分する際に自分で軽トラックで運ぶ場合は、道路交通法に違反する恐れがあるので注意が必要です。
軽トラックの最大積載量350kgと定められています。アップライトピアノはおよそ200kg〜250kg、グランドピアノはおよそ260kg〜400kgです。
成人男性2人以上が同乗すると最大積載量をオーバーする可能性があります。道路交通法に違反する可能性が高いのでこちらはおすすめできません。
どうしても自分で運搬する場合は2トントラックを用意する
ピアノを処分する際に、どうしても自分で運搬する場合は2トントラックを用意しましょう。
2トントラックの場合は、最大積載量は問題ありませんが、ピアノを運び出す際には最低でも3〜4人以上は成人男性に手伝ってもらった方がいいでしょう。
ピアノを処分するならピアノ専門の買取業者がおすすめ
ピアノを処分するならピアノ専門の買取業者がおすすめです。買取業者を利用すると以下のようなメリットがあります。
- 処分費用がかからない
- 処分に時間がかからない
- 処分ができてお金も手に入る
通常ピアノを処分をしようとすると数万円の費用がかかります。またオークションやフリマサイトをつかっても送料がかかったり、なにより売れるまでに手間も時間もかかります。
買取業者であれば素早くお得に処分ができます。
ピアノを処分する買取業者の選び方
ピアノを処分する買取業者の選び方は以下の点に注意して選びましょう。
- 査定が無料か
- 出張買取が可能か
- 自分のエリアが出張買取に対応しているか
- WEBで査定ができるか
- 売りたいピアノが買取の対象かどうか
1つずつ見ていきましょう。
査定料が無料か
ピアノを処分する買取業者の選び方は、査定が無料かどうかです。ピアノの査定をしてもらう時は、できるだけ査定無料の業者を選びましょう。
ほとんどの業者が査定無料ですので、査定費がかかる業者に頼む必要はありません。何社かに問い合わせをして、相見積もりもするようにしましょう。
出張買取が可能か
ピアノを処分する買取業者の選び方の2つ目は、出張買取が可能かという点です。ピアノは重くてサイズも大きいため、動かすのは難しいと思います。
仮に動かせたとしてもかなりの労力が必要となります。動かす手間が無いように、出張買取を可能にしている業者に依頼しましょう。
自分のエリアが出張買取に対応しているか
ピアノを処分する買取業者の選び方には、自分のエリアが出張買取に対応しているかどうかが挙げられます。
出張買取を可能にしている業者でも、対応エリアを必ず確認しましょう。
Webで査定ができるか
ピアノを処分する買取業者の選び方は4つ目は、Webで査定ができるかどうかです。Webで概算査定ができる業者なら、ピアノのメーカーや状態を打ち込み、ある程度の査定額を提示してくれます。
状態に大きな違いがなければ、あらかじめ提示してくれた査定額で買取をしてくれるので安心できます。
売りたいピアノが買取の対象かどうか
ピアノを処分する買取業者の選び方の最後は、売りたいピアノが買取の対象かどうかです。
業者によってはグランドピアノやアップライトピアノの買取は不可にしているところもあるので、自分のピアノが買取対象か確認しましょう。
買取での処分が難しいピアノの特徴
買取での処分が難しいピアノの特徴をまとめました。
- 年代の古いピアノ
- 損傷が激しいピアノ
- 買取相場価格が低すぎるピアノ
詳しく解説していきます。
年代の古いピアノ
買取での処分が難しいピアノの特徴は年代の古いピアノです。ピアノの査定時に重要なポイントが製造年です。
グランドピアノやアップライトピアノの場合、1960年代より前に製造されたピアノだと買取金額が付かない可能性が高いです。
電子ピアノであれば、基本的にメーカーの保証が購入から8年なので、それ以上経ったピアノは買取不可な場合が多いです。
損傷が激しいピアノ
買取での処分が難しいピアノの特徴の2つ目は、損傷が激しいピアノです。音が全く鳴らない、大きな目立つ傷がある等の問題がある場合は買取が難しいです。
あまり目立たない傷や、調律で直せるものは減額はされますが、買取不可になることはないでしょう。
買取相場価格が低すぎるピアノ
買取での処分が難しいピアノの特徴には、買取相場価格が低すぎるピアノが挙げられます。
ピアノの買取には運送費や人件費が多くかかるので、買取相場価格が著しく低いものは買取が難しいです。
ピアノの査定額がつかなかった場合の処分処法
ピアノの査定額がつかなかった場合の処分処法はいくつかありますが、ほとんどの買取業者が有料か無料でピアノの処分をしてくれます。
主に運送費、人件費等が請求対象になります。買取業者の中には、ピアノをリサイクルの対象として無料で引取してくれるところもあるので、事前に問い合わせてみましょう。
ピアノを処分する際の注意点
ピアノを処分する際の注意点は以下の4点です。
- 処分方法は料金の合計で選ぶ
- 事業用ピアノは自治体で処分不可
- 細かく分解しても粗大ゴミ扱いになる場合も
- 不用品回収してもらう場合は許可のある業者を選ぶ
1つずつ見ていきましょう。
処分方法は料金の合計で選ぶ
ピアノを処分する際の注意点は、処分方法は料金の合計で選ぶことです。ピアノの処分時には運送費や人件費、解体費などが処分費用としてかかります。
何社か見比べて、合計の金額が安いところを選びましょう。
事業用ピアノは自治体で処分不可
ピアノを処分する際の注意点の2つ目は、事業用ピアノは自治体で処分不可という点です。
事業とは、主にピアノ教室や学校などで使われているピアノが挙げられます。事業で使用していたピアノは、事業ゴミとされるため、自治体の粗大ゴミでは処分できません。
細かく分解しても粗大ゴミ扱いになる場合も
ピアノを処分する際の注意点は、細かく分解しても粗大ゴミ扱いになる場合もあるということが挙げられます。
家庭で使っていたピアノは、自治体が対応している場合は粗大ゴミとして出すことができます。
その場合はピアノの処分費用はおよそ2,000円前後です。細かく分解して燃やせるゴミとして捨てればさらに安く出すことができますが、粗大ゴミを分解しても粗大ゴミとしか受け付けない自治体も多いので、必ず確認しておきましょう。
不用品回収してもらう場合は許可のある業者を選ぶ
ピアノを処分する際の注意点の最後は、不用品回収してもらう場合は許可のある業者を選ぶことです。
ピアノの処分を不用品回収業者に依頼する場合は、行政から許可を受けた業者に依頼しましょう。
不法投棄などを行う悪徳な業者もいるので、問い合わせの際に許可があるかを、確認しましょう。