個人事業主向けファクタリングで審査が甘いところがあれば、なお知りたい・・・
個人事業主・フリーランス向けファクタリング業者の数は近年増加しており、どうやって自分に合う会社を選べば良いか分からない人もいるかと思います。
この記事では個人事業主におすすめのファクタリング業者ランキングや選び方、審査の甘い・緩い度合いについて詳しく解説しています。
おすすめの個人事業主向け給料ファクタリング業者の12社をスペックで比較していますので、参考にしてみてください。
- おすすめの個人事業主向けファクタリング業者ランキング
- 個人事業主向けファクタリング業者を選ぶポイント
- 個人事業主向けファクタリングのメリット・デメリット
- 個人事業主向けファクタリングを利用する手順
目次
- 1 個人事業主向けファクタリングランキングおすすめ12選!審査が甘い・緩いのはどこ?
- 1.1 個人事業主向けファクタリングランキング1位「株式会社No.1」
- 1.2 個人事業主向けファクタリングランキング2位「QuQuMo(ククモ)」
- 1.3 個人事業主向けファクタリングランキング3位「Easy factor」審査比較的甘い
- 1.4 個人事業主向けファクタリングランキング4位「FREENANCE(フリーナンス)」審査比較的甘い
- 1.5 個人事業主向けファクタリングランキング5位「MSFJ」
- 1.6 個人事業主向けファクタリングランキング6位「ビートレーディング」
- 1.7 個人事業主向けファクタリングランキング7位「ペイトナーファクタリング」
- 1.8 個人事業主向けファクタリングランキング8位「PAYTODAY(ペイトゥデイ)」
- 1.9 個人事業主向けファクタリングランキング9位「TRY(トライ)」
- 1.10 個人事業主向けファクタリングランキング10位「アクセルファクター」
- 1.11 個人事業主向けファクタリングランキング11位「トップ・マネジメント」
- 1.12 個人事業主向けファクタリングランキング12位「日本中小企業金融サポート機構」
- 2 個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイント
- 3 個人事業主がファクタリングを利用するメリット
- 4 個人事業主がファクタリングを利用するデメリット
- 5 個人事業主がファクタリングを利用する手順
- 6 個人事業主がファクタリングを利用する際のQ&A
個人事業主向けファクタリングランキングおすすめ12選!審査が甘い・緩いのはどこ?
個人事業主やフリーランスにおすすめのファクタリング業者を、ランキング形式で12社紹介します。審査の通りやすさ(甘い・緩い度)も紹介しています。
個人事業主向けファクタリングランキング1位「株式会社No.1」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 1〜15% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4
|
最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 50万円〜5,000万円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 必要(応相談) |
必要書類 | 通帳のコピー・請求書・契約書・決算書・注文書 |
非対面契約 | 不可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社 No.1 |
株式会社No.1は、スピード審査・契約で個人事業主向けのファクタリングも行っています。最短で即日対応が可能です。
手数料は1%からと業界最低水準でファクタリングを行います。他社の手数料を提示すれば、それよりも安い手数料で対応してくれます。
初めてでも安心して利用できるように、丁寧な説明やアドバイスを行っています。ファクタシリングに不安のある人にもおすすめの業者です。
個人事業主向けファクタリングランキング2位「QuQuMo(ククモ)」
出典:ququmo.com
個人事業主向けファクタリング手数料 | 1~14,8% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4
|
最短入金スピード | 2時間 |
買取可能額 | 制限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・請求書・通帳のコピー |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
QuQuMoは、業界トップクラスの低い手数料で個人事業主向けのファクタリング会社です。入金まで最速2時間のスピードが魅力です。
金額の上限はなく、小額から高額まで幅広い利用が可能。安心の2社間契約で、情報が外部に漏れることは一切ありません。
債権譲渡登記の設定は不要で、請求書と通帳のみで簡単に申し込みができます。必要書類が少なく、入金までのスピードを重視したい人におすすめです。
個人事業主向けファクタリングランキング3位「Easy factor」審査比較的甘い
個人事業主向けファクタリング手数料 | 2〜8% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4.5
|
最短入金スピード | 60分 |
買取可能額 | 300万円〜上限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 通帳のコピー・請求書・決算書(法人の場合)・確定申告(個人事業主の場合) |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社 No.1 |
手続きがオンライン完結のEasy Factor。請求書を送るだけで最短10分で見積もりを送ってもらえます。
契約に必要な書類は決算書(確定申告書)、請求書、通帳のコピーのみ。手数料は2~8%、最短60分で資金調達ができます。
個人事業主のファクタリングでも、低い手数料ですぐに現金化したい人におすすめです。他社からの乗り換えも積極的に行っています。
個人事業主向けファクタリングランキング4位「FREENANCE(フリーナンス)」審査比較的甘い
個人事業主向けファクタリング手数料 | 3〜10% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4.5
|
最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 要確認 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類・請求書・取引を示すエビデンス |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 不可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | GMOクリエイターズネットワーク株式会社 |
FREENANCEは、フリーランスを守るサービスを展開しています。発行する請求書の入金先をフリーナンス口座に指定するだけで、あらゆるサービスが利用可能。
普段からフリーナンス口座を利用していれば、取引実績や収入を証明できます。ファクタリングを行う際にも、スムーズに審査が可能です。
審査は最短30分、個人事業主や法人問わず利用できますよ。フリーランスの人に特におすすめの業者です。
個人事業主向けファクタリングランキング5位「MSFJ」
出典:msfj.co.jp
個人事業主向けファクタリング手数料 | 1,8〜10% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
3.8
|
最短入金スピード | 3時間 |
買取可能額 | 10万円〜5,000万円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・請求書・注文書 |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | MSFJ株式会社 |
手数料が1.8%〜と業界最低水準のMSFJ。申し込みから最短3時間で即日振込が可能です。
法人・個人事業主・フリーランスの事業形態に合わせたファクタリングを行っています。
審査の通過率は90%以上と高く、初めてのファクタリングに不安がある人にもおすすめです。
乗り換え専用のファクタリングも用意しており、手数料50%割引で利用できます。
個人事業主向けファクタリングランキング6位「ビートレーディング」
出典:betrading.jp
個人事業主向けファクタリング手数料 | 2〜12% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
3.9
|
最短入金スピード | 2時間 |
買取可能額 | 制限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 売掛金に関する資料(請求書・契約書など)・通帳のコピー |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社ビートレーディング |
取引実績4.6万社以上のビートレーディングは、月間契約数800件以上の実績のある会社です。
取引の方法は、クラウドサインを使ったオンラインや、来社・訪問での契約から選べます。
通帳のコピーと請求書があれば、最短2時間で資金化が可能。書類の用意が面倒だという人にもおすすめです。
個人事業主向けのファクタリングに不安のある人は、WebやLINEからの相談も便利です。
個人事業主向けファクタリングランキング7位「ペイトナーファクタリング」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 10% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4
|
最短入金スピード | 10分 |
買取可能額 | 〜100万円(初回は〜25万円) |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 要確認 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・請求書 |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | ペイトナー株式会社(旧yup株式会社) |
累計申請件数5万件を突破したペイトナーファクタリング。個人事業主向けのファクタリングも積極的に行っています。
請求書をアップロードするだけで、審査まで最短10分で完了します。入金も審査完了と同時に行われるので、急いで資金が欲しい人におすすめです。
手続きは簡単なのに、利用手数料は10%に固定で分かりやすいのもポイントです。
個人事業主向けファクタリングランキング8位「PAYTODAY(ペイトゥデイ)」
出典:paytoday.jp
個人事業主向けファクタリング手数料 | 1〜9,5% |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4.2
|
最短入金スピード | 30分 |
買取可能額 | 10万円〜上限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・請求書・決算書(法人の場合)・確定申告書(個人事業主の場合) |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | Dual Life Partners株式会社 |
オンラインで日本全国に対応するPAYTODAY。AI審査を行うため、対面の面談はありません。
最短即日30分で振り込みが完了。初期費用や月額費用は全て無料で、手数料は1~9.5%です。
法人・個人事業主だけではなく、開業したてのフリーランスでも利用が可能。安心の2社間ファクタリングは、取引先に知られたくない人にもおすすめですよ。
個人事業主向けファクタリングランキング9位「TRY(トライ)」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 3%〜 |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
3.5
|
最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 10万円〜5,000万円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 要確認 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 売掛先の住所と連絡先・請求書・発注書か契約書・通帳のコピー |
非対面契約 | 不可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社SKO |
ファクタリングのTRYは、最短即日で入金できる業者です。経験豊富な担当者が寄り添い、安定した経営を目指すためのサポートを行っています。
TRYの特徴は、個人事業主がファクタリングを繰り返さないためのアフターフォロー。事業を1日でも長く安定したものになるように、アドバイスをしてくれます。
他社から乗り換えをしたい人にもおすすめで、手数料3%割引で取引を行えますよ。
個人事業主向けファクタリングランキング10位「アクセルファクター」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 2%〜 |
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審査の通りやすさ (甘い・緩い度) |
4.2
|
最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 30万円〜1億円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 必要(応相談) |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・売掛金に関する資料(請求書など)・確定申告 |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社アクセルファクター |
来店不要のオンライン契約に対応するアクセルファクター。半数以上が即日で対応でき、低コストで資金の調達が可能です。
30万円から上限金額なしで利用でき、金額が大きいほど手数料がお得になりますよ。個人事業主のファクタリングも積極的に行っています。
他社の審査に落ちてしまうような場合でも、どうすれば解決できるかの相談が可能です。審査に受からずに困っている方にもおすすめですよ。
個人事業主向けファクタリングランキング11位「トップ・マネジメント」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 3.5〜12.5% |
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最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 30万円〜3億円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 必要(応相談) |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・法人登記簿謄本(法人の場合)・印鑑証明書・売掛金に関する資料(請求書・契約書など)・通帳のコピー |
非対面契約 | 可(オンライン面談) |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社トップ・マネジメント |
申し込みから契約までオンラインで完結するトップ・マネジメント。創業13年のノウハウと業界最低水準の手数料で、総買取実績は55,000件にのぼります。
2社間、3社間だけの個人事業主向けファクタリングだけではなく、豊富なラインナップも特徴。バーチャル口座を使用する2.5社間ファクタリングは、売掛先に知られることなく低手数料で利用ができます。
個人事業主向けファクタリングランキング12位「日本中小企業金融サポート機構」
個人事業主向けファクタリング手数料 | 1,5%〜 |
---|---|
最短入金スピード | 即日 |
買取可能額 | 制限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 要確認 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・売掛金に関する資料(請求書・契約書など) |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 要確認 |
運営会社 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
取引社数4,800社を誇る日本中小企業金融サポート機構。電話またはお問い合わせフォームから申し込むと、専属のスタッフから折り返しの電話で対応してもらえます。
必要な書類は通帳のコピー、請求書、身分証明書のみ。提出はメール・FAX・LINEからオンラインで提出できます。
ファクタリングが初めての個人事業主にもおすすめの業者です。
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイント
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントには、以下の8つがあります。
- 個人事業主が利用対象になっているか
- 自分の希望する売掛債権の額に対応しているか
- 手数料率は高すぎないか
- オンラインでの契約は可能か
- 入金日数は短いか
- 運営会社の信用度は高いか
- 手続き方法が簡単な業者を選ぶ
- なるべく複数社で見積もりを取る
一つずつ見ていきましょう。
個人向けファクタリングを選ぶポイント①個人事業主が利用対象か
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントの1つ目は、個人事業主が利用対象になっているかどうかです。
業者によって異なりますが、個人事業主向けに手数料や審査内容を考慮している会社もあります。
幅広い業態を対象にしている会社は、個人事業主などのまだ信用度が低い業態でも利用が可能です。
個人事業主がファクタリング業者を選ぶなら、ホームページなどで利用対象になっているかを確認すると良いでしょう。
個人向けファクタリングを選ぶポイント②自分の希望する売掛債権の額に対応しているか
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントとして、自分の希望する売掛債権の額に対応しているかも確認する必要があります。
ファクタリングには、会社によって売掛債権の下限と上限が決まっています。自分の希望する売掛債権の額が少なすぎても多すぎても、対応できないことがあるのです。
特に個人事業主の場合は、少額の売掛債権だと下限額にひっかかってしまうこともあります。
金額は会社によって異なるので、自分の希望する額に対応している業者を選ぶと良いでしょう。
個人向けファクタリングを選ぶポイント③手数料率は高すぎないか
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントには、手数料率が高すぎないかどうかがあります。
ファクタリングは、請求書の金額から手数料を引かれた額が入金されます。手数料が高すぎるともらえる額が少なくなってしまい、複数回利用すると大きな費用になってしまうことがあるのです。
手数料はできるだけ安い業者を選び、費用の負担を少なくするのがおすすめです。他社からの乗り換えで手数料が安くなる会社もありますよ。
個人向けファクタリングを選ぶポイント④オンラインでの契約は可能か
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントとして、オンラインでの契約は可能かどうかが挙げられます。
ファクタリングの契約には、来店型・訪問型・オンライン型の3種類があります。来店型は直接ファクタリング会社に行かなければならず、遠方の場合は時間がかかってしまうことも。
訪問型やオンライン型なら、自宅や会社にいながら契約が可能です。会社に出向いたり、書類を持ち運んだりする必要もありません。
事前に予約をしておいて、書類もオンラインで提出できる会社なら、時間や手間もかからずに済みますよ。
個人向けファクタリングを選ぶポイント⑤入金日数は短いか
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイント5つ目は、入金日数は短いかどうかです。
入金日までに時間のかかる業者では、必要なときにお金が手に入らず、大事な仕事を逃してしまうことも。
ファクタリング会社には、翌日払いや最短数時間で対応してくれる業者もあります。できるだけ入金日数がかからない業者を選べば、待つストレスもなく、安心して仕事に集中できますよ。
個人向けファクタリングを選ぶポイント⑥運営会社の信用度は高いか
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントには、運営会社の信用度が高いかどうかもあります。
ファクタリングを行う会社の中には、悪質な業者も少なくありません。とくに良いところばかりを伝え、ファクタリングをグイグイ勧めてくる業者には注意しましょう。
ファクタリングのメリットやデメリットをしっかりと伝えてくれる業者を選ぶのがおすすめです。
口コミなどもよくチェックをして、安心して利用できる業者を選ぶようにしましょう。
個人向けファクタリングを選ぶポイント⑦手続き方法が簡単な業者を選ぶ
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントとして、手続き方法が簡単な業者を選ぶことも挙げられます。
ファクタリングの契約を行う際に、書類の提出や各種手続きに時間がかかってしまうこともあります。
提出する書類の数が多いと、それだけで手続きに時間がかかってしまうことも。ファクタリングの契約は、できるだけ書類の提出数が少なく、手続きが簡単な業者を選ぶのがおすすめです。
個人向けファクタリングを選ぶポイント⑧なるべく複数社で見積もりを取る
個人事業主がファクタリング業者を選ぶポイントは、なるべく複数社で見積もりを取ることです。
ファクタリングは、会社によってそれぞれ異なる手数料で手続きを行っています。同じ会社でも、請求書の金額や審査の内容によっては手数料が変動することもあります。
できるだけ複数の業者に見積もりを依頼することで、高い手数料を払わなくても買取してもらえる業者を選べますよ。
ホームページに見積もりフォームがあるファクタリング会社は、事前に手数料がわかるので安心して利用できます。
これから先もファクタリングを使う予定があるなら、手数料だけではなく対応なども考慮し安心して利用できる会社を選ぶことが大切です。
個人事業主がファクタリングを利用するメリット
個人事業主がファクタリングを利用するメリットは3つあります。
- 資金繰りが改善する
- 信用情報に影響しない
- 保証人や担保が必要ない
一つずつ見ていきましょう。
個人向けファクタリングのメリット①資金繰りが改善する
個人事業主がファクタリングを利用するメリットの1つ目は、資金繰りが改善することです。
ファクタリングは、売掛金を請求書の支払期日よりも前に現金化できます。大口の受注が入ったのに、仕入れ資金が足りない場合などでも大いに活用が可能です。
最短即日、数時間で現金化できる会社もあり、事業の資金繰りに役立ちます。
個人向けファクタリングのメリット②信用情報に影響しない
個人事業主がファクタリングを利用するメリットとして、信用情報に影響しないことも挙げられます。
ファクタリングは金融機関で行う融資や借入とは違い、信用情報の履歴に残ることがありません。
借入という形ではなく債権の売買に当たるので、負債が増えることもないのです。信用情報に影響しないので、将来的に金融機関からの融資を受けようと考えている人でも、安心して利用できますよ。
個人向けファクタリングのメリット③保証人や担保が必要ない
個人事業主がファクタリングを利用するメリットには、保証人や担保が必要ないこともあります。
ファクタリングは債権の売買であり、金融機関の融資や借入とは違うので、保証人や担保は必要ないのです。
さらに、金融機関からの借入に必要な決算書や登記簿謄本、印鑑証明書なども、ファクタリング会社によっては不要な場合もあります。
提出する書類が少なければ手間や時間もかからず、簡潔に手続きを完了できますよ。
個人事業主がファクタリングを利用するデメリット
個人事業主がファクタリングを利用するデメリットは以下の3つがあります。
- 他の融資方法と比べて手数料が高い
- 請求書の額面内でしか資金調達ができない
- 悪徳業者に当たる可能性がある
詳しく見ていきましょう。
個人向けファクタリングのデメリット①他の融資方法と比べて手数料が高い
個人事業主がファクタリングを利用するデメリットとして、他の融資方法と比べて手数料が高いことが挙げられます。
ファクタリング業者の手数料は、会社の利益だけではなく、売掛金が支払われないリスクに対してもかかっています。
たとえば、売掛先の企業が倒産し、債務不履行になった場合や、利用者がお金を払えなくなった場合などのリスクです。
ファクタリングは、利用するたびに手数料がかかります。ファクタリングを何度も利用すると、本来もらえる金額よりも少なくなり、結果的に資金繰りが悪化してしまうこともあります。
個人向けファクタリングのデメリット②請求書の額面内でしか資金調達ができない
個人事業主がファクタリングを利用するデメリットには、請求書の額面内でしか資金調達ができないこともあります。
ファクタリングとは請求書の売却であるため、当然、売掛金額の範囲内でしか資金の調達ができないのです。
ファクタリングは、多額の資金を得るには不向きです。多額の資金を調達したいなら、金融機関からの借入や融資を検討しましょう。
金融機関からの借入は、希望する金額をベースにして、計画的に資金調達ができますよ。
個人向けファクタリングのデメリット③悪徳業者に当たる可能性がある
個人事業主がファクタリングを利用するデメリットは、悪徳業者に当たる可能性があることです。
ファクタリング会社の中には、審査なしの即日入金を謳い、多額の手数料を取る悪質な業者も多く潜んでいます。
良いことだけを伝えて、ファクタリングの利用を押し進めてくるような会社は要注意です。
信頼できる会社は、ファクタリングの悪い点も理解し、利用者の資金繰りが苦しくならないようにアフターケアも行ってくれます。
ファクタリング会社は複数の業者を比較し、慎重に選んでいくのがおすすめです。
個人事業主がファクタリングを利用する手順
個人事業主がファクタリングを利用する手順を5つ紹介します。
- 問い合わせ・見積もりを依頼する
- 提出書類を準備する
- 業者による審査
- 契約締結
- 指定の口座に入金
順番に見ていきましょう。
利用手順①業者への問い合わせ・見積もりを依頼する
個人事業主がファクタリングを行うには、まず問い合わせ・見積もりを行いましょう。電話での問い合わせや、ホームページからの見積もりは、無料で行っている業者も多くあります。
気になる業者があれば、できるだけ複数の見積もりを出しておくと良いですよ。提出する書類が少ない業者を選ぶと、手軽に申し込みができます。
利用手順②業者に提出する書類を準備する
個人事業主がファクタリングを行う次の手順では、提出書類を準備する必要があります。ファクタリングに必要な主な書類は、以下の通りです。
- 請求書
- 通帳のコピー
- 身分証明書
- 確定申告書
- 基本契約書
中には通帳のコピーと請求書だけで、申し込みができる業者もあります。書類集めが負担にならないように、できるだけ提出書類の少ない業者を選ぶのがおすすめです。
利用手順③業者による審査
個人事業主がファクタリングを行う3つ目の手順として、業者による審査が必要です。
金融機関の融資や借入とは違い、ファクタリングでは利用者の信用度よりも、売掛先の信用度が審査されます。
融資の審査が通らない開業したての個人事業主でも、ファクタリングなら審査に通る可能性があります。
利用手順④契約締結
個人事業主のファクタリングでは、審査が終わってから契約を締結します。契約書の内容をしっかりと確認し、分からないことは契約前に確認しておきましょう。
ファクタリングの契約では、業者も利用者もお互いに義務を負います。義務違反があれば損害賠償や違約金が発生する可能性もありますよ。
契約書に記載された、義務違反がどのようなケースでなるのかをよく確認し、あまりにも負担が大きい場合は契約を控えた方が良いでしょう。
利用手順⑤指定の口座に入金
個人事業主がファクタリングを行い、契約が完了すると指定の口座に入金されます。ファクタリング業者によって、入金までにかかる日数は異なります。
最短数時間で入金してくれる業者もあれば、翌日以降になるところもあるので注意しましょう。
銀行の営業時間外に契約が完了すると、即日入金できる業者でも、翌日以降に入金される可能性もあります。
早く資金を調達する必要がある人は、即日入金を謳うファクタリング業者を選び、午前中などの早い時間に契約を完了させるのがおすすめです。
個人事業主がファクタリングを利用する際のQ&A
個人事業主がファクタリングを利用する際のQ&Aをまとめました。
個人向けの給料ファクタリングは利用しないほうがよい?
個人事業主ではなく、個人(会社員)向けの給料ファクタリングは、手数料の高さから法律的に問題視され、違法とされています。
給料ファクタリングは貸付に当たるので、貸金業に登録しなければなりません。貸金業に登録していない業者が、給料ファクタリングを行うのは違法です。
悪質な業者に当たってしまうこともあるので、給料ファクタリングは控えた方が良いでしょう。
個人事業主でファクタリングを利用した場合取引先に知られる?
2社間での個人向けファクタリングを利用した場合は、取引先に知られることはありません。2社間のファクタリングは、業者と利用者の間だけで契約ができますよ。
3社間の個人向けファクタリングは、2社間に比べて手数料が安いのが特徴です。しかし、3社間のファクタリングは取引先と業者、利用者の間で契約を行います。
取引先との信頼関係の悪化や思わぬトラブルの原因になることもあるので、3社間でのファクタリングは慎重に行うのがおすすめです。
個人事業主でファクタリングをする場合はノンリコース契約をしたほうがよい?
個人事業主でファクタリングを行うには、ノンリコース契約がおすすめです。ノンリコース契約とは、償還請求権のない契約のこと。
ノンリコース契約なら、売掛債権の代金が回収できなくても、利用者に支払い義務はありません。ですので、もし売掛金を回収できなくても、ファクタリング業者から利用者に支払いを請求されることがないのです。
ファクタリング業者と契約をするときは、ノンリコース契約にすると安心して利用できますよ。
個人事業主のファクタリング手数料の相場は?
個人事業主のファクタリング手数料の相場は、2社間では10~20%、3社間では1~10%ほどです。
ファクタリングは、金融機関からの融資に比べて手数料が高めに設定されています。利用のたびに手数料がかかるので、複数回利用すると手数料の額で資金繰りが悪化してしまうことも。
ファクタリングは計画的に行い、無駄に利用することがないようにしましょう。
個人事業主は融資よりもファクタリングを利用したほうがよい?
個人事業主は、金融機関からの融資よりファクタリングの方がおすすめです。金融機関の融資は審査が厳しく、信用度の低い個人事業主では借入ができないこともあります。
ファクタリングは、利用者よりも取引先の信用度をチェックするので、審査に受かりやすいのが特徴です。
しかしファクタリングは、請求書の額面内でしか資金調達ができません。多額の資金調達が必要な人は、審査の緩い金融機関から融資を受けた方が良いでしょう。
個人事業主向けファクタリングで審査なし即日資金調達が可能な業者はある?
個人事業主向けのファクタリングを利用するには、必ず審査が必要です。審査をしないと、買取可能か判断できず、適切な手数料の額も設定できません。
審査がない悪質なファクタリング業者を選んでしまうと、高額な手数料を請求されてしまうこともあるので注意しましょう。
審査があっても、最短即日で資金調達が可能な業者は多くあります。できるだけ早く資金調達をしたい人は、即日に入金が可能な業者を選ぶと良いでしょう。
個人事業主で利用する場合は2社間か3社間どちらのファクタリングがおすすめ?
個人事業主でファクタリングを利用するなら、2社間での取引がおすすめです。2社間でのファクタリングは、取引先に債権売却を知られることがありません。
手続きもスムーズなので、即日現金化できる可能性も高いのが、2社間のファクタリングです。
3社間のファクタリングは、手数料が低いものの、2社間よりも資金調達に時間がかかります。
取引先の理解がないと、3社間ファクタリングを行うことで信頼関係が悪化し、仕事に影響を及ぼしてしまうこともあるので注意しましょう。
個人事業主向けのファクタリングで審査が甘い業者は?
個人事業主向けファクタリングを行う業者には、審査が甘いところも多くあります。規模が小さい個人事業主を対象にしているということは、柔軟な審査を行っているということです。
しかし、審査の甘さを謳った業者の中には悪質な業者もあり、多額の手数料を取られてしまうこともあるので注意しましょう。
審査が甘い個人向けファクタリング業者と契約する場合は、しっかりと見積もりを取り、契約内容をよく確認することをおすすめします。
参考:フリーランス必見!ファクタリングで資金調達の悩みを解決|ファンディングナビ