請求書買取におすすめの業者ってどこ?
口コミが良い請求書買取業者が知りたい・・・
請求書買取サービスが気になっていても、どのように買取してもらうのかわからない人もいるかと思います。
この記事では、請求書買取業者おすすめランキングやメリット・デメリットを解説しています。
難しいと思われがちな請求書買取サービスも、しっかり学べば有効な資金調達手段になるぞ。
- 請求書買取業者おすすめランキング
- 請求書買取サービスの仕組み
- 請求書買取サービスを行うメリット・デメリット
- 請求書買取業者を選ぶポイント
- 請求書買取サービスを利用する流れと注意点
目次
請求書買取業者おすすめランキング!口コミの良い5選
請求書買取サービスにおすすめの業者を、ランキング形式で5社紹介します。
請求書買取業者おすすめ1位「QuQuMo Online」
出典:ququmo.com
請求書買取手数料 | 1~14,8% |
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最短入金スピード | 2時間 |
請求書買取可能額 | 制限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 不可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・請求書・通帳のコピー |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社アクティブサポート |
請求書買取サービスをオンラインで行えるQuQuMo Online。申し込みから入金まで最速2時間で行えます。
金額の上限はなく、小額から高額まで柔軟に対応。取引先に通知しない2社間契約で、法人も個人事業主も取引が可能です。
債権譲渡登記の設定が不要なので、履歴に残らずスムーズに取引ができます。
請求書買取業者おすすめ2位「エスコム」
出典:scom-f.jp
請求書買取手数料 | 1,5%〜 |
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最短入金スピード | 即日 |
請求書買取可能額 | 30万円〜1億円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 要確認 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・請求書・通帳のコピー・決算書 |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社エスコム |
請求書買取を日本全国で対応するS-COM。必要書類をFAXやメールで送り、手続きを行えます。
利用額は30万円から1億円まで可能。最短翌日には入金できるスピード対応です。
2社間、3社間での取引を行っており、手数料は最低1.5%で契約できます。ホームページのスピード簡単見積もりなら、必要事項を入力するだけで利用できる金額がわかりますよ。
請求書買取業者おすすめ3位「一般社団法人日本中小企業金融サポート機構」
請求書買取手数料 | 1,5%〜 |
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最短入金スピード | 即日 |
請求書買取可能額 | 制限なし |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 要確認 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・通帳のコピー・売掛金に関する資料(請求書・契約書など) |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 要確認 |
運営会社 | 一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構 |
経営や資金面で悩む個人事業主や法人の請求書買取を行う、日本中小企業金融サポート機構。
電話やお問い合わせフォームから申し込みをすると、専属のスタッフが電話を折り返して対応してくれます。
必要書類はオンライン・メール・FAX・LINEで提出が可能。cloudサインを導入し、オンラインでの契約締結を行えます。
請求書買取業者おすすめ4位「トップ・マネジメント」
請求書買取手数料 | 3.5〜12.5% |
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最短入金スピード | 即日 |
請求書買取可能額 | 30万円〜3億円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 必要(応相談) |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・法人登記簿謄本(法人の場合)・印鑑証明書・売掛金に関する資料(請求書・契約書など)・通帳のコピー |
非対面契約 | 可(オンライン面談) |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社トップ・マネジメント |
豊富なラインナップで幅広い請求書買取を行うトップ・マネジメント。創業13年のノウハウで満足のいくファクタリングを行っています。
2社間・3社間でのファクタリングだけではなく、さまざまな資金調達サービスの利用が可能です。
最適なプランで資金の調達ができますよ。審査後に簡単なヒアリングを行い、買取しています。
請求書買取業者おすすめ5位「JPS」
請求書買取手数料 | 2〜10% |
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最短入金スピード | 即日 |
請求書買取可能額 | 10万円〜1億円 |
二者間(2社間) | 可 |
三者間(3社間) | 可 |
債権譲渡登記 | 不要 |
必要書類 | 本人確認書類(顔写真付きのもの)・請求書・決算書・通帳のコピー |
非対面契約 | 可 |
法人利用可否 | 可 |
個人事業主利用可否 | 可 |
運営会社 | 株式会社JPS |
スピード対応で請求書買取を行うJPS。平日はお問い合わせ後30分以内に連絡をくれ、最短翌日でスピード対応してくれます。
最高1億円の請求書買取を、業界最低水準2%からの手数料で請け負っています。他社からの乗り換えでお得に利用できますよ。
全国出張サービスを行っており、来店できなくてもファクタリングの利用が可能。買取後のアフターフォローも充実しています。経営コンサルタントの紹介や、一人一人に合わせた方法で、長期間のファクタリングを終わらせる工夫をしています。
請求書買取サービスとは?債権を現金化できる
債権を現金化できる請求書買取サービスとは、企業や個人事業主が発行する請求書を、第三者が手数料を引いた価格で買取してくれる方法です。
「ファクタリング」とも呼ばれ、請求書の支払期日よりも前に金銭を受け取れます。そのため、売掛金の入金前に支払いがかさんでしまい、手元に現金がないときにも便利なサービスです。
請求書買取サービスの仕組み
請求書買取サービスの仕組みには、以下の2つがあります。
- 2社間の請求書買取(業者・利用者)
- 3社間の請求書買取(業者・利用者・債務者)
詳しく見ていきましょう。
2社間の請求書買取(業者・利用者)
請求書買取サービスの仕組みの1つは、2社間の請求書買取(業者・利用者)です。2社間のサービスでは、利用者とファクタリング会社だけで取引が完結します。
そのため、取引先にファクタリングを利用していることがバレることがなく、信頼関係の悪化やトラブルを防ぐことが可能です。
2社だけのやり取りなので手続きも簡単で、素早い資金調達が可能。ただし、取引先の信用状況によってはファクタリングを断られることもあるので注意しましょう。
3社間の請求書買取(業者・利用者・債務者)
請求書買取サービスの仕組みには、3社間の請求書買取(業者・利用者・債務者)があります。
3社間での取引は、ファクタリング会社とサービスの利用者、債務者である取引先の3社で取引を行います。
サービス利用者は、事前に取引先にファクタリングを行う承諾を得なければなりません。
3社間で行うファクタリングは支払いの回収リスクが低くなるため、手数料が安い傾向にあります。
しかし、取引先との信頼関係の悪化やトラブルになることもあるので、利用は慎重に行うのがおすすめです。
請求書買取サービスを利用するメリット
請求書買取サービスを利用するメリットは7つあります。
- 保証人や担保が不要
- 資金繰りの改善に効果的
- 負債ではなく債権の売却に分類される
- 借入の場合より審査に通過しやすい
- 信用力が低い事業主でも利用可能
- 好条件の案件を交渉しやすくなる
- 取引先が倒産しても資金を返す必要はない
一つずつ見ていきましょう。
請求書買取のメリット①保証人や担保が不要
請求書買取サービスを利用するメリットの1つ目は、保証人や担保が不要なことです。ファクタリングは金融機関からの融資や借入とは異なるため、保証人や担保を設定する必要がありません。
金融機関から融資を受ける場合、保証人や担保が必要で、その分書類を用意する手間が増えてしまいます。
請求書買取サービスは、書類を用意する負担を軽減させるだけではなく、手続きも簡潔に終わるので、早急な資金調達が可能です。
請求書買取のメリット②資金繰りの改善に効果的
請求書買取サービスを利用するメリットには、資金繰りの改善に効果的なことが挙げられます。
取引先に請求書を発行している段階では、売上は発生しているが手元に資金がない状態です。
事業を進めるにはさまざまな費用がかかり、支払いが滞ってしまうことも。請求書買取サービスは、支払期日よりも前に売掛金を現金化でき、手元の資金が不足する状態を防げます。
ファクタリング会社によっては、最短即日対応しているところもあるので、急な資金繰りの改善にも効果的です。
請求書買取のメリット③負債ではなく債権の売却に分類される
請求書買取サービスを利用するメリットに、負債ではなく債権の売却に分類されることがあります。
ファクタリングは債権の売買という扱いになり、金融機関からの融資や借入には該当しません。
そのため、請求書の買取サービスを利用しても負債が増えたり、金融機関の履歴に残る心配がないのです。
将来的に融資を受ける際にも悪影響を与えることがないため、手軽に資金を調達できる手段として役立ちます。
請求書買取のメリット④借入の場合より審査に通過しやすい
請求書買取サービスを利用するメリットの4つ目は、借入の場合より審査に通過しやすいことです。
金融機関における借入の審査では、今までのローン取引や返済履歴などを、信用情報から確認します。収入や家族構成など、返済能力があるかどうかも細かくチェックされるので、審査は厳しくなっています。
請求書買取サービスでは、利用者の信用情報の確認は行いません。そのため、金融機関の借入よりも審査に受かりやすくなります。
請求書買取のメリット⑤信用力が低い事業主でも利用可能
請求書買取サービスを利用するメリットには、信用力が低い事業主でも利用可能なことがあります。
ファクタリング会社が行う審査は、サービスの利用者よりも、買掛金を支払う取引先の信用力を重視します。
個人事業主やベンチャー企業、財務状況が厳しい会社であっても、請求書買取の審査には大きな影響がありません。
ファクタリングは、信用力が低い事業主にとって有効な資金調達手段と言えます。
請求書買取のメリット⑥好条件の案件を交渉しやすくなる
請求書買取サービスを利用するメリットとして、好条件の案件を交渉しやすくなることが挙げられます。
請求書買取サービスを上手に利用すれば、資金繰りを安定させられます。資金繰りが安定していれば、融資を受けられない個人事業主でも好条件の案件を交渉しやすくなるのです。
キャッシュフローを回すだけの仕事を受注するのではなく、本当に好条件の案件を受けられるようになりますよ。
請求書買取のメリット⑦取引先が倒産しても資金を返す必要はない
請求書買取サービスを利用するメリットは、取引先が倒産しても資金を返す必要はないことです。
請求書買取サービスの利用者は、ファクタリング会社に売掛債権を売却しています。仮に買掛債務のある取引先が倒産して支払いができない状況に陥っても、売掛金は既にファクタリング会社から支払われているので、利用者に支払い義務はありません。
請求書買取を行う会社は、サービスの契約時に取引先の審査を行います。あらかじめ倒産などで支払いができない場合のリスクを計算し、手数料を算出しているので問題はないのです。
請求書買取サービスを利用するデメリット
請求書買取サービスを利用するデメリットには、以下の6つがあります。
- 手数料がかかる
- 他の資金調達方法より手数料が高い傾向がある
- 売掛金の範囲内でしか資金調達できない
- 債権譲渡登記が必要になる場合も
- 簡単に資金調達できるので依存しやすい
- 請求書買取業者の選定が難しい
詳しく見ていきましょう。
請求書買取のデメリット①手数料がかかる
請求書買取サービスを利用するデメリットの1つ目は、手数料がかかることです。請求書の買取サービスは、売掛金から手数料を引いた額が支払われるため、本来受け取る額よりも代金が少なくなります。
手元に資金がなく、急な支払いなどでお金が必要なときには有効です。しかし、何度も利用すると手数料が積み重なり、資金繰りが悪化する可能性もあります。
請求書の支払期日まで待つことができるなら、待った方が手数料分を損することはありません。
ファクタリングは短期的な利用にとどめ、計画的に行うことが大切です。
請求書買取のデメリット②他の資金調達方法より手数料が高い傾向がある
請求書買取サービスを利用するデメリットとして、他の資金調達方法より手数料が高い傾向があることが挙げられます。
請求書買取サービスは手軽に資金を調達できるため、金融機関の融資などに比べて手数料が高めに設定されています。
平均で2社間では10~20%、3社間では1~10%程度の手数料がかかることが多く、何度も利用すると大きな負担になることも。
現在の金融機関の金利は低く、ファクタリングを何度も利用するよりも最終的な負担は少なくなることもあります。
請求書買取のデメリット③売掛金の範囲内でしか資金調達できない
請求書買取サービスを利用するデメリットには、売掛金の範囲内でしか資金調達できないこともあります。
請求書の買取は、売掛債権額以上の資金調達はできません。少額の資金を早く手に入れるためには有効ですが、多額の金額を得るには不向きです。
金融機関からの融資は、希望する金額をベースにして計画的に資金調達ができます。多額の資金を得るには、金融機関から融資を受けた方が良いでしょう。
請求書買取のデメリット④債権譲渡登記が必要になる場合も
請求書買取サービスを利用するデメリット4つ目は、債権譲渡登記が必要になる場合もあることです。
債権譲渡登記は、売掛債権の権利を証明することで、請求書を2重に買取してしまうリスクを防止するために行います。
債権譲渡登記は誰でも閲覧が可能で、2社間で行ったファクタリングでも、取引先が請求書買取サービスの利用を知ってしまうことがあります。
さらに、将来的に融資を受けた場合、審査で債権譲渡登記を調べられて不利に働くことも。
ファクタリング会社によっては、手数料を上げる代わりに債権譲渡登記を省略できるところもあります。
請求書買取のデメリット⑤簡単に資金調達できるので依存しやすい
請求書買取サービスを利用するデメリットには、簡単に資金調達できるので依存しやすいこともあります。
ファクタリングは手軽に資金を調達できるので、何度も繰り返し利用してしまうことも。その結果利用するたびに手数料がかかり、資金繰りが悪化してしまう可能性もあります。
請求書買取サービスは、計画的に行うことが大切です。
請求書買取のデメリット⑥請求書買取業者の選定が難しい
請求書買取サービスを利用するデメリットとして、請求書買取業者の選定が難しいことが挙げられます。
ファクタリング会社は国内外に多数存在し、自分にぴったりの業者を選ぶのが難しいのが現状です。
日本では比較的新しい資金調達方法であるため、企業間で円滑に取引が勧められないケースもあります。
さらに、賃金業法に該当しないため、違法な貸付を行っている業者がいることも。ファクタリング会社選びは慎重に行い、選定を行う必要があります。
請求書買取サービスを選ぶポイント
請求書買取サービスを選ぶポイントは以下の6つがあります。
- ファクタリングの仕組みで選ぶ
- 手数料率が15%以内か
- 審査に通過しやすいか
- 高額売却を希望する場合は利用限度額で選ぶ
- 非対面のサービスを選ぶ
- 個人事業主やフリーランスでも利用できるか
詳しく解説していきます。
請求書買取を選ぶポイント①ファクタリングの仕組みで選ぶ
請求書買取サービスを選ぶポイント1つ目は、ファクタリングの仕組みで選ぶことです。ファクタリングには以下の2種類の取引方法があります。
- 2社間ファクタリング
- 3社間ファクタリング
2社間で行うファクタリングは、利用者と会社の間のみで取引を行います。取引先に知られずに素早くファクタリングを行えますが、手数料が割高になる傾向があります。
3社間で行うファクタリングは、取引先に了承を得てから契約を行う仕組みです。2社間で行うものより手数料が安く済みますが、資金を調達するまでに時間がかかるデメリットもあります。
取引先との信用問題にも関わるので、慎重に選ぶことが大切です。
請求書買取を選ぶポイント②手数料率が15%以内か
請求書買取サービスを選ぶポイントには、手数料率が15%以内かどうかがあります。手数料が高いほど手元に残る代金は減ってしまい、何度も繰り返すと大きな費用になることも。
3社間での取引よりも、2社間で契約を結ぶ方が手数料が高い傾向にあります。2社間で契約する場合でも手数料率は15%以内に抑えるのがポイントです。
なるべく手数料が安い業者を選ぶことで、資金繰りも安定しますよ。
請求書買取を選ぶポイント③審査に通過しやすいか
請求書買取サービスを選ぶポイントとして、審査に通過しやすいかどうかも重要です。ファクタリングで行う審査は、金融機関から融資を受けるよりも通過しやすくなっています。
しかし、ファクタリング会社によって審査の厳しさには違いがあり、なかなか通過できないことも。
フリーランスへのファクタリングを行っている会社は、比較的審査が通りやすいと言われています。
不安を抱えないためにも、ファクタリング会社を選ぶなら、できるだけ審査に通りやすいところを選ぶようにしましょう。
請求書買取を選ぶポイント④高額売却を希望する場合は利用限度額で選ぶ
請求書買取サービスを選ぶポイント4つ目は、高額売却を希望する場合は利用限度額で選ぶことです。
ファクタリング会社ごとに、利用限度額が定められています。少額の利用に特化している会社では、多額の資金調達には向いていません。
多額の資金調達をする必要があるなら、利用限度額が多い会社を選ぶようにしましょう。中には、相談に応じて利用限度額をなしにしてくれる会社もあります。
自分が必要な資金に合った利用限度額を定めた業者を選ぶと良いですよ。
請求書買取を選ぶポイント⑤非対面のサービスを選ぶ
請求書買取サービスを選ぶポイントには、非対面のサービスを選ぶことがあります。ファクタリング会社によっては、申し込みから契約までをオンラインで行えます。
わざわざ会社まで行かなくてもファクタリングを行えるので、忙しい人におすすめの方法です。
対面のファクタリングよりも手数料を安く設定している会社もあります。非対面でも即日入金してもらえる会社を選べば、急な資金が必要になったときでも利用できますよ。
請求書買取を選ぶポイント⑥個人事業主やフリーランスでも利用できるか
請求書買取サービスを選ぶポイントとして、個人事業主やフリーランスでも利用できるかどうかも挙げられます。
ファクタリング業者によっては、法人との取引は行っているが、個人事業主やフリーランスは断られてしまうこともあります。
開業したての個人事業主やフリーランスは、信用が低いと思われてしまうからです。個人事業主やフリーランス相手でも、請求書の買取を行っている業者は多くあります。
ホームページをよく確認し、利用できる範囲に当てはまっているかよく確認することが大切です。
請求書買取サービスを利用する流れ
請求書買取サービスを利用する流れを解説します。請求書買取には主に2社間で行うものと、3社間で行うものがあります。
2社間で行う請求書買取サービスの流れは以下の通りです。
2社間で行う請求書買取サービスの流れ
- 利用者が取引企業に請求書を発行する
- ファクタリング会社に、2社間での請求書(売掛債権)の買取を申し込み
- 審査に通過後、利用者へ条件が通知される
- 合後に契約をし、利用者は売掛債権から手数料を差し引いた額を受け取る
- 取引先から支払いがあったら、ファクタリング会社に支払いをする
2社間での取引は、ファクタリング会社と利用者のみで行うので、時間がかからないのが特徴です。できるだけ早く資金調達したい人は、2社間でファクタリングをするのがおすすめです。
次に、3社間で行う請求書買取サービスの流れを解説します。
3社間で行う請求書買取サービスの流れ
- 利用者がファクタリング会社に、3社間での請求書買取を申し込む
- 取引先にファクタリングを利用する旨を伝え、承諾を得る
- 売掛金をファクタリング会社に移行する
- ファクタリング会社から利用者へ、手数料を差し引いた売掛金が入金される
- 請求書の支払期日に、取引先から直接ファクタリング会社に支払いが行われる
3社間での取引は、ファクタリング会社、利用者、取引先と行うので、2社間よりも時間がかかります。時間はかかりますが、手数料は安いのが特徴です。
取引先にファクタリングを行うことに承諾をもらえて、多少入金までに時間がかかってもよいなら、3社間で取引を行うと良いでしょう。
請求書買取サービスを利用する際の注意点
請求書買取サービスを利用する際の注意点は2つあります。
- 必ず買い取ってもらえるわけではない
- 支払期限が過ぎた債権は買い取ってもらえない
解説していきます。
請求書買取の注意点①必ず買い取ってもらえるわけではない
請求書買取サービスを利用する際の注意点1つ目は、必ず買い取ってもらえるわけではないことです。
ファクタリング会社は、以下のような売掛債権を買取不可にしていることもあるので注意しましょう。
- 個人への請求書
- 新規企業との取引
- 取引先の経営状況が悪い
ファクタリング会社により異なりますが、個人に対する売掛金は債権譲渡登記ができず、財務状況の確認も難しいため、買取不可になるケースがあります。
取引経験のない新規企業との取引は、信用度が低く買取不可となることも。さらに、取引先の経営状況が悪い場合は、手数料が高くなったり、買取できなかったりすることもあるので注意しましょう。
不安に思う場合は、ファクタリング会社の電話やメールで一度相談してみることをおすすめします。
請求書買取の注意点②支払期限が過ぎた債権は買い取ってもらえない
請求書買取サービスを利用する際の注意点として、支払期限が過ぎた債権は買い取ってもらえないことが挙げられます。
請求書買取サービスは、支払期日を迎えていない請求書を買取し、資金調達を行うものです。
すでに支払い期限が過ぎていて、払い込みが行われていない請求書は、ほとんどの会社で買取不可となっています。
請求書の買取を依頼する場合は、必ず支払期日よりも前に売却するようにしましょう。
請求書買取と請求書支払い代行の違い
請求書買取と請求書支払い代行は、資金繰りの意味では同じですが、利用する人が違います。
請求書買取サービスとは、請求書(売掛債権)をファクタリング会社に売却することで、利用者は資金を得ます。
手数料はかかりますが、仮に取引先から支払いがなかったとしても、負債を抱える心配がありません。
請求書支払い代行サービスとは、買掛債務をクレジットカード払いにすることで、納期を延長し資金繰りを解決するものです。
支払いはクレジットカードが代行し、請求先への入金が遅れる心配もありません。クレジットカード払いに対応していない取引先でも利用ができ、支払いを一本化できるメリットもあります。
請求書買取についてよくある質問
請求書買取についてよくある質問をまとめました。
請求書買取サービスを一言でいうとどのようなもの?
請求書買取サービスを一言でいうと「請求書の金額から手数料を引いた額を、第三者が支払期日前に払ってくれる」というものです。
金額を支払う第三者をファクタリング会社と言い、手数料を支払うことで、請求書の金額を買取してくれます。
その結果、必要になったときに資金を得られ、資金繰りが改善するのです。
請求書買取サービスの2社間・3社間取引との違いは?
請求書買取サービスの2社間と3社間の取引の違いは、取引を行う会社の数です。2社間取引は「ファクタリング会社とサービス利用者」の2社で行います。
3社間取引は「ファクタリング会社とサービス利用者と取引先」の3社で行うのが特徴です。
2社間の方がファクタリング会社から支払われるスピードは速いですが、手数料が高い傾向があります。
3社間は、手数料は安くなりますが、取引先にファクタリングを行う承諾を得なければなりません。
その分入金は遅くなり、取引先との信用問題にも影響があるので、慎重に行いましょう。
給与ファクタリングが可能な請求書買取サービスはある?
請求書買取サービスで、給与ファクタリングが可能な会社はあります。給与ファクタリングは、給与を債権として買取してもらうことで、給料日前に現金化する方法です。
現在、給与ファクタリングを行うには貸金業登録をする必要があります。しかし、貸金業に登録していない、闇金などの業者が給与ファクタリングを行っているケースもあります。
違法な給与ファクタリング業者の被害に遭わないように、細心の注意を払うことが大切です。
請求書買取に金融関連の法規制はある?
請求書の買取は債権の買取業務であり、融資ではないために金融関連の法規制はありません。
賃金業法がないために、悪質な業者がファクタリングを行うケースもあるので気を付けましょう。
あまりにも審査が甘い場合や、良い条件ばかりを提示してくる会社は、悪質な業者の可能性もあるため注意が必要です。
請求書買取に違法性はある?
請求書買取に違法性はありません。請求書買取は民法555条の「売掛債権の売買契約」として認められています。
請求書買取は経済産業省が推奨している合法的資金調達方法なので、安心して利用しましょう。
請求書買取は請求書だけで利用可能?
請求書買取は、請求書以外にもいくつか必要な書類があります。業者によって必要なものは異なりますが、主な
必要書類は以下の通りです。
- 請求書
- 取引先との基本契約書
- 今までの入金が確認できる通帳
- 決算資料や確定申告書
- 身分証明書
請求書買取業者は、以上のような書類を用いて手続きや審査を行います。業者によって必要な書類は異なるので、ファクタリング会社のホームページを確認してみてください。
他社からの借入状況は請求書買取サービスの審査に影響する?
請求書買取サービスの審査に、他社からの借り入れ状況は影響しません。ファクタリングは金融機関からの融資とは違い、信用情報の照会を行わないからです。
他社からの借入は審査に影響を与えませんが、同じ請求書を2重で売買していないかどうかは、審査でしっかりとチェックされています。
そのため、多くのファクタリング業者では「債権譲渡登記」を行い、2重の売買を防いでいるのです。
個人事業主でも2社間取引を利用できる?
請求書買取サービスの2社間取引は、個人事業主でも利用できます。素早い資金の現金化ができる2社間取引は、個人事業主におすすめの取引方法です。
取引先にファクタリングを行う事実を知られないため、信頼関係の悪化やトラブルを防ぐこともできます。
ファクタリング会社によっては、個人事業主での2社間取引を行っていないところもあるので、利用の前によく確認しておくようにしましょう。