
不動産買取でよくあるトラブルについても知っておきたい!
不動産買取を利用する前に、注意点を確認しておきたい人も多いと思います。
そこで、この記事では不動産買取の注意点について詳しく解説していきます。
- 不動産買取で注意すべき点
- 不動産買取でよくあるトラブル
- 各種手数料・税金などの売主負担の目安
- 不動産買取業者を選ぶ際のポイント
- 悪質な不動産買取業者の特徴
不動産買取で気を付けたい注意点8つ
不動産買取で注意すべき点は以下の8つです。
- 不動産仲介より売却価格が安くなる可能性もある
- 状況に応じた買取方法(即時買取・買取保証)を選ぶ
- 各種手数料・税金は売主負担
- 抵当権の抹消後(住宅ローン完済後)でなければ買取できない
- 契約時の不安・疑問は解消する
- 契約解除の条件にも目を通す
- 買取できない不動産もある
- 手続きの際は書類準備やチェックなどの手間を考慮する
各注意点について具体的に解説します。
不動産買取の注意点①不動産仲介より売却価格が安くなる可能性もある
不動産買取で気を付けたい注意点の1つ目は、不動産仲介より売却価格が安くなる可能性もある点です。
不動産買取業者では一般的に、仲介売却時の7-8割程度の価格となることが多いです。
仲介手数料が不要な分メリットはありますが、買取価格の相場は必ず複数社で確認するのがおすすめです。
不動産買取の注意点②状況に応じた買取方法(即時買取・買取保証)を選ぶ
不動産買取で気を付けたい注意点として、状況に応じた買取方法を選ぶことが挙げられます。
即時買取・買取保証の特徴などを表にまとめました。
項目 | 即時買取 |
買取保証 |
---|---|---|
特徴 | 不動産会社が直接買い取る | 一定期間は通常の仲介売却を試みる |
売却スピード | 最短3日程度 | 1〜3ヶ月程度 |
買取価格 | 市場価格の70〜80% | 市場価格の80〜90% |
メリット |
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デメリット |
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早期売却を重視するなら即時買取、価格を重視するなら買取保証がおすすめです。
不動産買取の注意点③各種手数料・税金は売主負担
不動産買取で気を付けたい注意点として、各種手数料・税金の売主負担について把握しておく必要があります。
以下に各費用の内容や目安金額を表にまとめました。
費用項目 | 内容 |
目安金額 |
---|---|---|
印紙税 | 契約書作成時に必要な税金 | 1,000円〜6万円 |
抵当権抹消費用 | 住宅ローンの抹消登記費用 | 5,000円〜2万円 |
固定資産税精算金 | 年度中の税金精 | 保有期間による |
引越し費用 | 荷物の運搬・搬入費用 | 10万円〜30万円 |
買取時にかかる諸費用は最終的な手取り額に大きく影響します。事前に必要経費を確認し、資金計画を立てることが賢明です。
不動産買取の注意点④抵当権の抹消後(住宅ローン完済後)でなければ買取できない
不動産買取で気を付けたい注意点に、抵当権の抹消があります。
住宅ローンが残っている場合は完済証明書の提出が必須となり、手続きに時間がかかります。
買取価格でローン残債を賄えない場合は、事前に資金の準備が必要です。
不動産買取の注意点⑤契約時の不安・疑問は解消する
不動産買取で気を付けたい注意点として、契約時の不明点は必ず解消しておきましょう。
契約内容で分からない部分は、担当者に具体的な説明を求めることが大切です。
特に重要事項説明書の内容は、しっかりと理解してから署名する必要があります。
不動産買取の注意点⑥契約解除の条件にも目を通す
不動産買取で気を付けたい注意点の6つ目は、契約解除条件の確認です。
解約時の違約金や手続きの期限など、万が一の場合の対応方法を把握しておきましょう。
事前に内容を理解しておくことで、不測の事態にも慌てずに対応できます。
特に解除条件は要チェックじゃぞ。
不動産買取の注意点⑦買取できない不動産もある
不動産買取で気を付けたい注意点として、買取対象外となる物件の特徴を知っておく必要があります。
以下の条件に当てはまる物件は、買取が難しい場合があります。
- 再建築不可の建物
- 接道要件を満たさない土地
- 著しい地盤沈下がある土地
- 土砂災害警戒区域内の物件
- 所有権以外の権利が設定された物件
- 相続手続きが未完了の物件
立地や建物の状態によっては、買取を断られるケースもあるので注意しましょう。
不動産買取の注意点⑧手続きの際は書類準備やチェックなどの手間を考慮する
不動産買取で気を付けたい注意点として、必要書類の準備に関する内容は見落としがちです。
戸籍謄本や固定資産税評価証明書など、役所での手続きには時間がかかります。
売却までのスケジュールには余裕をもって、計画的に進めていくことをおすすめします。
不動産買取業者を選ぶ際の注意点5つ
不動産買取業者を選ぶ際の注意点は以下の5つです。
- 相見積もりを取って買い叩かれるリスクを軽減する
- 実績・経験や地域性も考慮する
- 売主にとって不利な条件がないか確認する
- 売却予定の不動産と業者の得意分野がマッチするか確認する
- 担当者の対応力や業者のサービス内容も考慮する
各項目について詳しく見ていきましょう。
相見積もりを取って買い叩かれるリスクを軽減する
不動産買取業者を選ぶ際の注意点の1つ目は、相見積もりを取って買い叩かれるリスクを軽減することです。
相見積もりし、以下の買取価格の比較ポイントを確認しましょう。
- 即時買取と買取保証の金額差
- 手数料や諸経費の明細
- 支払い条件と時期
- 引渡し時期の融通性
- 契約までの期間
買取価格は業者によって大きく異なるため、最低でも3社以上から見積もりを取るのがベストです。
実績・経験や地域性も考慮する
不動産買取業者を選ぶ注意点の中で、実績・経験や地域性の考慮は欠かせません。
特に取引実績が豊富で地域の相場に詳しい業者は、適正価格での買取と円滑な手続きが期待できます。
長年の経験を活かした提案力も魅力的なポイントといえます。
売主にとって不利な条件がないか確認する
不動産買取業者を選ぶ際の注意点として、売主にとって不利な条件がないか確認が必要です。
契約書の細かい条項、特に違約金や解約条件、引渡し期限などの重要事項は慎重に確認しましょう。
見落としがないよう、不明な点は担当者に質問し、納得できるまで確認することをおすすめします。
売却予定の不動産と業者の得意分野がマッチするか確認する
不動産買取業者を選ぶ際の注意点には、売却物件と業者の得意分野の相性もあります。
マンション専門、戸建て中心、投資用物件特化など、買取業者の強みは様々な特色があるため、物件タイプに合った業者選びが重要です。
業者の過去の買取実績や取引事例を参考に物件に最適な買取業者を見極めることで、有利な条件での売却も期待できます。
担当者の対応力や業者のサービス内容も考慮する
不動産買取業者を選ぶ際の注意点に、担当者の対応力や業者のサービス内容の確認があります。
不動産取引では査定から契約まで、担当者とのコミュニケーションは重要な要素です。
- スピーディーな査定対応
- 質問への的確な回答
- アフターフォローの充実度など
総合的なサービスの質を見極めることで、安心できる取引が実現できます。
不動産買取でよくあるトラブル
不動産買取で注意すべきトラブルは以下の4点です。
- 相場通りの価格で売却できなかった
- 査定時と契約後の提示価格に差があった
- 告知されていない別途費用が請求された
- クーリングオフが適用されないとは知らなかった
それぞれについて詳しく解説します。
トラブル事例①相場通りの価格で売却できなかった
不動産買取でよくあるトラブルの中でも、相場通りの価格で売却できないという問題が多いようです。
買取時の相場を事前に把握せず契約を急いだ結果、不動産の本来価値より安い金額で買取が進められてしまうケースが見受けられます。
買取価格の適正判断には複数社への査定依頼が欠かせません。
トラブル事例②査定時と契約後の提示価格に差があった
不動産買取でよくあるトラブルとして、査定時と契約後の提示価格に差が生じるケースもあります。
初回の査定で高額を提示し、契約直前になって建物の不具合など様々な理由をつけて値下げを要求される事例が報告されています。
買取価格の条件変更には慎重な判断が大切です。
トラブル事例③告知されていない別途費用が請求された
不動産買取でよくあるトラブルには、買取業者から予期せぬ費用請求があるケースが挙げられます。
契約書に記載のない書類作成料や事務手数料など、後から追加の費用を要求されるという事例です。
費用項目の事前確認と契約書での明記が大切です。
トラブル事例④クーリングオフが適用されないとは知らなかった
不動産買取でよくあるトラブルとして、クーリングオフ制度への誤解による問題も存在します。
売主都合での契約解除を検討した際に、不動産売買取引にはクーリングオフ制度が適用されないと知らず、違約金の発生に困惑する事例が見られます。
悪質な不動産買取業者の特徴
悪質な不動産買取業者の特徴は以下の5つです。
- 相場を大きく上回る査定額を提示する
- 強引な営業をかけてくる
- 小切手での支払い求める
- アポなし訪問を行う
- レインズへの登録が確認できない
それぞれの特徴について解説します。
相場を大きく上回る査定額を提示する
悪質な不動産買取業者の特徴として、相場を大きく上回る査定額を提示する業者は要注意です。
最初は高額な買取価格を提示し、契約後に「再調査で不具合が見つかった」などの理由をつけて大幅に値下げを迫ってくることがあります。
契約後の値下げを避けるため、買取価格の妥当性は必ず近隣相場と比較検討しましょう。
高額査定を餌に契約を急がせる業者には要注意じゃ。
じっくり検討するのが賢明じゃよ。
強引な営業をかけてくる
悪質な不動産買取業者の特徴の一つに、強引な営業手法があげられます。
電話やメールでしつこく連絡を取ってきたり、「今日中の契約なら特別価格」などと売り急がせる業者は避けるべきです。
売主の意向を無視した強引な勧誘は、不動産買取における重大な注意点です。
小切手での支払い求める
悪質な不動産買取業者の特徴として、小切手での支払いを求めてくるケースもあります。
小切手は口座残高不足で不渡りになるリスクがあるため、不動産買取では銀行振込が基本です。
支払方法の変更を強要する業者との取引は、トラブル防止のため避けましょう。
アポなし訪問を行う
悪質な不動産買取業者の見分け方として、突然の訪問営業は危険なサインです。
事前連絡なしの訪問は、売主に十分な検討時間を与えず、慌てて契約を迫る手口に使われます。
信頼できる不動産買取では、必ず事前にアポイントを取るものです。
レインズへの登録が確認できない
悪質な不動産買取業者の判断基準に、レインズ未登録という点もあります。
専任媒介契約や専属専任媒介契約の場合、法律でレインズ登録が義務付けられています。
ただし、一般媒介契約や買取のみの場合は登録不要です。
売主は担当者に登録証明書の提示を求め、確実な登録を確認しましょう。
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