雛人形の処分方法を完全解説【無料の捨て方も解説】

飾らなくなった雛人形を処分するには、どうしたら良いのか迷ってしまいますよね。
この記事では雛人形の処分方法や、無料での捨て方について詳しく解説していきます。

 

雛人形の処分方法9選！無料の捨て方も紹介

雛人形の処分方法は、以下の9つです。

無料の捨て方も紹介していますので、参考にしてみてください。

雛人形処分方法①お寺や神社で供養してもらう（有料）

雛人形の処分方法は、お寺や神社で供養してもらうことです。お寺や神社では、持ち込み・郵送で雛人形の供養を行っているところがあります。

お経をあげてお焚き上げしてもらえるので、雛人形を捨てるのは忍びない、これまで守ってもらった感謝の気持ちを伝えたい人におすすめの方法です。

供養料は3,000〜10,000円程度で、寺社によっては決まっていないところもあります。不安な場合は、直接寺社に聞いてみるのも良いでしょう。

また、雛人形の供養を行っていないところや、ガラスケースは別途料金がかかるところなど、寺社によって対応がまちまちなので、HPや電話で確認することをおすすめします。

雛人形処分方法②徳島県勝浦町ビッグひな祭りで引き取りしてもらう（有料）

雛人形の処分方法として、ビッグひな祭りで引き取りしてもらうことも挙げられます。ビッグひな祭りは徳島県勝浦町で行われる、ピラミッド型に100段のひな壇が立ち並ぶイベントです。

雛人形の寄付を受け付けており、毎年8〜10月ごろに募集を行っています。整理・保管料が10,000円ほどかかりますが、安心して処分できるおすすめの方法です。

雛人形処分方法③福祉施設や保育園に譲る（無料）

雛人形の処分方法の3つ目は、福祉施設や保育園に譲ることです。福祉施設や保育園では、毎年雛人形の展示を行うところが多くあります。

寄付を受け付けているところは少ないですが、近くの施設が募集しているか定期的にチェックしておくと良いですよ。

自治体を通じて募集をかけているところもあるので、市のホームページや広報なども見ておくと良いでしょう。

雛人形処分方法④リサイクルセンターを利用する（無料）

雛人形を処分するには、リサイクルセンターを利用する方法もあります。リサイクルセンターは、資源を有効的に活用するためにリサイクルやリユースを行う施設です。

しかし、雛人形は受け入れ可能な時期が決まっているところが多く、時期を逃すとまた1年待たなければいけないので注意しましょう。

雛人形処分方法⑤知り合いに譲る（無料）

雛人形の処分方法は、知り合いに譲ることです。大切な雛人形を、自分の知っている人に使ってもらいたいと思う人も多いでしょう。

しかし、雛人形は子供の厄を引き受けてくれる存在で、親しい間柄で譲るのはあまり良くないと考えられています。

人によって考え方はさまざまなので、欲しいという人が近くにいるなら、譲ることを検討しても良いでしょう。

雛人形処分方法⑥買取専門店で売却する（無料）

雛人形の処分方法の6つ目は、買取専門店で売却することです。雛人形の中には、美術品や骨董品としての価値があるものもあります。

買取専門店では、雛人形の査定も積極的に行っており、思わぬ高額で売却できる可能性もあります。

供養やごみとして処分するにはお金がかかりますが、買取なら買値が付くか無料で処分が可能です。

価値があるかわからないものでも、一度査定に出してみると良いでしょう。雛人形は季節ものなので、12〜2月ごろに買取を受け付けている業者が多いです。

雛人形処分方法⑦ネットオークションやフリマアプリで売る（無料）

雛人形の処分方法として、ネットオークションやフリマアプリで売ることも挙げられます。ネットオークションやフリマアプリのメリットは、自分で値段を設定できるところです。

自宅で眠っていた雛人形も、高額で売却できる可能性があります。しかし、雛人形は売れやすいものではなく、なかなか売れなくて困ってしまうことも。

さらに、写真の撮影や売れた後のやりとり、梱包なども自分で行わなければならず、手間に感じることもあります。

トラブルが起きた際にも自分で対応しなければならないので、売りたいけど手間をかけたくない人は、買取専門業者を選ぶと良いでしょう。

雛人形処分方法⑧不用品回収業者に処分してもらう（有料）

雛人形を処分するには、不用品回収業者に処分してもらう方法もあります。大きな雛人形は重さもあるため、自分で運び出すのが難しい場合もあるでしょう。

不用品回収業者なら、都合の良いタイミングで依頼をするだけで、運び出し・回収をしてもらえます。

雛人形以外にも、処分したいものがたくさんある人におすすめの方法です。

雛人形処分方法⑨ごみとして処分する（有料）

雛人形の処分方法の最後は、ごみとして処分することです。雛人形は、自治体のルールに従ってごみとして処分できます。

不燃ごみや可燃ごみに分けて処分しますが、1辺が30cm以上になるひな壇やガラスケースは、粗大ごみ扱いになるのが一般的です。

自治体によって違うので、ホームページや電話で確認してから処分を行いましょう。また、自分なりに供養したいなら、雛人形を白い紙か和紙に包み塩を振る方法があります。

他にも、結城諏訪神社の「もの供養キット」は、キットに沿って自宅で供養を行い、付属の形代や絵馬を返送すると、神社で供養・お焚き上げをしてくれます。

ただ捨てるのが忍びないという人は、自分で供養するのもおすすめです。

 

雛人形をごみとして処分する捨て方

雛人形をごみとして処分する方法は2つあります。

詳しく見ていきましょう。

雛人形をゴミとして処分する捨て方①自治体のごみ回収制度を活用する

雛人形をごみとして処分するには、自治体のごみ回収制度を活用する方法があります。人形自体のサイズは小さいので、通常のごみとして処分が可能です。

燃やせるか燃やせないかは自治体の判断になるので、ホームページや電話で確認しておくと良いでしょう。

ひな壇やガラスケースなどのかさばるものは粗大ごみとして処分できます。手続きと手数料だけで簡単に処分が可能です。

雛人形をゴミとして処分する捨て方②民間のごみ処理業者に依頼する

雛人形をごみとして処分する方法は、民間のごみ処理業者に依頼することです。民間のごみ処理業者は、手続きが簡単で融通が利くのが特徴。

インターネットから24時間申し込める業者なら、自分のタイミングで申し込みができます。

都合の良い日に家で待っているだけで処分を行えるので、忙しい人にもおすすめです。業者を選ぶ際には、悪質な業者を選ばないように注意する必要があります。

見積もり以外の料金を請求されたり、不法投棄を行う業者もいるので注意しましょう。ホームページなどで「一般廃棄物処理業許可」を持っているか確認し、電話対応など少しでも怪しいと思った業者は避けたほうが無難です。

 

【全国】雛人形を処分・供養してくれる場所一覧

雛人形を処分・供養してくれる場所は8つあります。

一つずつ見ていきましょう。

雛人形を処分してくれる場所①一般社団法人 日本人形協会

雛人形を供養・処分してくれる場所の1つ目は、一般社団法人 日本人形協会です。詳細をまとめました。

一般社団法人 日本人形協会の詳細
受付期間	1年中
料金	1箱5,000円+ゆうパック料金
譲渡方法	宅配便

一般社団法人 日本人形協会は、雛人形を1年中受け付けています。郵送方法は、申し込み後に人形キットが送られてくるので、説明書を見ながら梱包を行うだけです。

送った雛人形は、毎年10月頃に行われる東京大神宮の人形感謝祭で供養してもらえます。11月初旬頃に供養済のお知らせはがきが届くので、安心して処分が可能です。

ガラスケースや3辺の大きさが合計170cm以上のもの、重量が30kgを超える雛人形は取扱い不可となっているので注意しましょう。

雛人形を処分してくれる場所②長福寿寺

雛人形を供養・処分してくれる場所には、長福寿寺が挙げられます。長福寿寺の詳細は以下の通りです。

長福寿寺の詳細
受付期間	1年中
料金	10,000円（7段飾りは20,000円） ガラスケースは別途3,000円
譲渡方法	持ち込み（9～16時）、宅配便

千葉県にある長福寿寺は、雛人形の供養で有名なお寺です。雛人形の供養として、3か月間の読経を行ってくれます。

さらに、専用の火葬炉で僧侶による火葬を行うのも特徴。大切な雛人形を供養したい人におすすめです。

雛人形を処分してくれる場所③本寿院

雛人形を供養・処分してくれる場所の3つ目は、本寿院です。本寿院の詳細は次のようになっています。

本寿院の詳細
受付期間	1年中
料金	5,000円～ ガラスケースは別途2,000円
譲渡方法	持ち込み（9～18時）・宅配便

東京都大田区にある本寿院でも、雛人形の供養を行っています。18時まで持ち込みが可能で、毎日受付をしているのが嬉しいポイントです。

雛人形を処分してくれる場所④鴻巣びっくりひな祭り

雛人形を供養・処分してくれる場所には、鴻巣びっくりひな祭りもあります。鴻巣びっくりひな祭りの詳細をまとめました。

鴻巣びっくりひな祭りの詳細
受付期間	1年に1度
料金	5,000円
譲渡方法	持ち込み・宅配便

鴻巣市の総合体育館で行われる「鴻巣びっくりひな祭り」でも雛人形の処分が可能です。申し込み点数に達した時点で終了となるので注意しましょう。

雛人形を処分してくれる場所⑤阿波勝浦ビッグひな祭り

雛人形を供養・処分してくれる場所は、阿波勝浦ビッグひな祭りです。阿波勝浦ビッグひな祭りの詳細は以下の通りです。

阿波勝浦ビッグひな祭りの詳細
受付期間	1年に1度
料金	5,000円
譲渡方法	持ち込み（人形文化交流館）・宅配便

徳島県勝浦群で行われる阿波勝浦ビッグひな祭りは、全国から寄付された雛人形を集め、供養・展示を行うお祭りです。

毎年1月ごろに受付を行い、宅配便での受付も行っています。受け付けるのは人形と雛飾りのみで、ガラスや木の箱、段ボールなどは受付できないので注意しましょう。

雛人形を処分してくれる場所⑥老神温泉びっくりひな飾り

雛人形を供養・処分してくれる場所には、老神温泉びっくりひな飾りも挙げられます。老神温泉びっくりひな飾りの詳細をまとめました。

老神温泉びっくりひな飾りの詳細
受付期間	1年に1度
料金	5,000円
譲渡方法	持ち込み（老神温泉観光協会）・宅配便

老神温泉びっくりひな飾りでは、県内外より集められたおよそ7,000体の雛人形が会場に並びます。

2月の中頃から3月末ごろまで、群馬県の利根観光会館にて見られるイベントです。1月末頃まで雛人形の寄付を募集しており、1セット5,000円で供養してもらえます。

雛人形を処分してくれる場所⑦須坂わくわくおひなめぐり

雛人形を供養・処分してくれる場所の7つ目は、須坂わくわくおひなめぐりです。須坂わくわくおひなめぐりの詳細は次のようになっています。

須坂わくわくおひなめぐりの詳細
受付期間	1年に1度
料金	1組3,000円～
譲渡方法	持ち込み（芝宮神社境内）

長野県で行われる須坂わくわくおひなめぐりでは、雛人形への感謝供養として「閉眼お祓い供養」を行っています。

当日の朝10：00〜12：00頃まで受付を行っており、段飾り1組に対して3,000円で閉眼供養を行ってもらえるイベントです。

雛人形を処分してくれる場所⑧可睡斎ひなまつり

雛人形を供養・処分してくれる場所には、可睡斎ひなまつりもあります。可睡斎ひなまつりの詳細は以下の通りです。

可睡斎ひなまつりの詳細
受付期間	1～3月末を除く
料金	5,000円
譲渡方法	持ち込み・宅配

可睡斎ひなまつりは、元旦から3月末まで行っているイベントです。供養を終えた雛人形たちが約1,200体並び、ひなまつりに関連した多種多様な展示を見られます。

御祈祷時間に合わせて持ち込みをするか、宅配便で郵送が可能です。事前に連絡をしてから、供養の依頼をしましょう。

ホームページから人形供養申込書のダウンロードができます。

雛人形を処分する前にやっておくべきこと

雛人形を処分する前にやっておくべきことは以下の3つです。

一つずつ見ていきましょう。

処分する前に一度飾る

雛人形を処分する前にやっておくべきことは、処分する前に一度飾ることです。今まで大切にしていた雛人形を一度飾ることで、最後の思い出として区切りをつけることができます。

さらに、雛人形を処分する際には、分別や付属品の確認作業を行わなければなりません。雛人形を一度出して飾っておけば、処分の際の確認作業も一度に終わります。

箱の中も入念にチェックし、写真やメモなどの個人情報が入っていないかを見ておきましょう。

汚れはなるべく落としておく

雛人形を処分する前にやっておくべきこととして、汚れはなるべく落としておくことも大切です。

雛人形を処分するには、供養や寄付、売却などいくつかの方法があります。雛人形の汚れをきれいにしておくと、渡す相手も気持ちよく受け取れるでしょう。

思い入れのある雛人形をきれいにして手離すことで、自分の気持ちにも区切りを付けられます。

雛人形は繊細な作りなので、きれいにする際にゴシゴシ擦ると傷や破損の原因になってしまうことも。

汚れを落とす際には、ほこりをなでるように落とす程度にしておきましょう。

付属品を揃える

雛人形を処分する前にやっておくべきことには、付属品を揃えることも挙げられます。雛人形には、人形の他にさまざまな装飾品などがあります。

人形のパーツや装飾品は、できるかぎり揃えておくと良いですよ。よくチェックをしておかないと、供養を終えた後に出てきたり、買取の際に査定額が下がったりしてしまいます。

処分の前に一度出したら、付属品の確認もしておきましょう。

 

雛人形を買取で処分する際におすすめの業者6選

雛人形を処分する前にチェックしておきたい、おすすめの買取業者を3社ご紹介します。

※表は左右にスクロールできます

処分におすすめの雛人形買取業者①福ちゃん

出典：fuku-chan.info

雛人形買取方法	店頭買取・出張買取・宅配買取
出張買取の対応エリア	全国
店舗	東京・神奈川・大阪・名古屋・仙台・千葉・埼玉・静岡・広島
無料宅配キットの有無	あり
キャンセル返送料	自己負担
査定期間	1〜5日間
買取代金の支払い方法	店頭：現金 出張：現金 宅配：銀行振込
買取金受け取りまでの期間	最短当日

福ちゃんは、出張・宅配・店頭で買取を行う業者です。さまざまな商品を取扱いしており、雛人形の買取や処分も行っています。

買取実績も豊富で、安心して買取を任せられる業者の一つです。レディースプランでは、出張買取に女性スタッフが訪問。女性の一人暮らしなどで、業者を家に上げるのが不安な人にもおすすめです。

プライバシー保護や、査定士へのマナー研修を徹底している点もポイントです。

 

雛人形買取業者2位「COYASH（コヤッシュ）」

出典：coyash.jp

雛人形買取方法	店頭買取・出張買取
出張買取の対応エリア	東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県・仙台・名古屋・札幌
無料宅配キットの有無	宅配なし
キャンセル返送料	宅配なし
査定期間	即日
買取代金の支払い方法	店頭：現金 出張：現金
宅配の買取金受け取りまでの期間	即日

コヤッシュは人形に特化したの買取業者です。国内外問わずに幅広い販売ネットワークを持っているので、高値での買取が期待できます。

雛人形の査定も得意なので、価値を見逃すことはありません。雛人形だけでなく、その他の日本人形や西洋人形の査定も可能です。

雛人形を処分する前に信頼できるコヤッシュに査定依頼するのもおすすめです。

コヤッシュの雛人形査定実績

	作家名	査定額
雛人形	作者不明	記載なし

※調査日：2023年9月5日

 

処分におすすめの雛人形買取業者②バイセル

出典：buysell-kaitori.com

雛人形買取方法	店頭買取・出張買取・宅配買取
出張買取の対応エリア	全国
店舗	東京・横浜・大阪・名古屋・仙台・千葉・埼玉・奈良
無料宅配キットの有無	あり
キャンセル返送料	自己負担
査定期間	1週間以内
買取代金の支払い方法	店頭：現金 出張：現金 宅配：銀行振込
買取金受け取りまでの期間	最短当日

1日に1,000人以上が利用をするバイセルは、雛人形の買取・処分も行う業者です。日本全国で買取サービスを行い、さまざまなジャンルの商品を売却できます。

経験豊富なプロの鑑定士が、思い出の詰まった雛人形も丁寧に査定。幅広い知識で買取を行うので、初めて利用する人でも安心のおすすめ業者です。

電話やメールで無料相談も受け付けています。

 

処分におすすめの雛人形買取業者③日晃堂

出典：nikkoudou-kottou.com

雛人形買取方法	店頭買取・出張買取・宅配買取
出張買取の対応エリア	全国
店舗	横浜・大阪
無料宅配キットの有無	あり
キャンセル返送料	要確認
査定期間	最短当日
買取代金の支払い方法	店頭：現金 出張：現金 宅配：銀行振込
買取金受け取りまでの期間	1〜5営業日

日晃堂は、骨董品や美術品の買取を行う業者です。手数料無料で価値のある雛人形の買取や処分を行っています。

自分では価値がわからないものでも、査定士がしっかりと査定します。出張買取にも対応しているので、重たくて持ち運びができない雛人形の査定にもおすすめです。

 

処分よりお得！高く売れやすい雛人形の種類

雛人形の中でも処分するよりお得に売却できる種類は以下の5つです。

詳しく見ていきましょう。

原孝洲の雛人形

雛人形を処分よりもお得に売却できる種類は、原孝洲の雛人形です。原孝洲は、無形文化財に指定された人形師「原米州」の2世にあたります。

赤ちゃんのようなかわいいお顔と、ハマグリの殻から作られる胡粉を塗ったお肌が特徴です。

現代のインテリアにも馴染みやすい、モダンでコンパクトなものも多く販売されています。

大きな雛人形よりも飾りやすく、需要もあるため高値での買取が狙えます。

柿沼東光の雛人形

雛人形を処分よりお得に売却できる種類には、柿沼東光の雛人形も挙げられます。昭和25年に創業した柿沼人形の2代目・柿沼東光は、数々の受賞歴を持つ伝統工芸士です。

作品は独自の技法を追求しながらも、時代を見つめた斬新な仕上がりになっています。一つ一つが個性にあふれ、優雅で上品な雛人形は人気があり、高額買取してもらえます。

大橋弌峰の雛人形

雛人形を処分よりお得に売却できる種類の3つ目は、大橋弌峰の雛人形です。現代は2代目にあたり、京人形の伝統を忠実に継承しています。

雅な世界をよみがえらせる雛人形は、家宝として代々継承されるほどです。現在でも高く評価され、高級品では10万円以上の価値になることもあります。

鈴木賢一の雛人形

雛人形を処分よりお得に売却できる種類には、鈴木賢一の雛人形もあります。鈴木賢一は、人形業界に大きな功績を残した人形師です。

現在は亡くなられていますが、今でも技術を引き継いだ職人たちが工房にて雛人形を制作し続けています。

鈴木賢一の雛人形は、見れば見るほど引き込まれるシルエットが特徴です。伝統を守りながらも独創的な仕上がりで、芸術の域にも達しています。

中古でも高値がつくほど人気のある雛人形です。

真多呂人形

雛人形を処分よりお得に売却できる種類は、真多呂人形です。200年以上受け継がれてきた伝統技法を用い、コンパクトサイズからひな壇のものまで販売されています。

愛らしく気品のあるふっくらとした顔立ちが特徴。上質な素材とトレンドを混ぜ込んだ衣装も人気の理由です。

雛人形の処分についてよくある質問

雛人形の処分についてよくある質問をまとめました。

雛人形を処分する際の供養はどこに頼むべき？

雛人形を処分するには、神社やお寺で供養ができます。持ち込みや郵送での供養依頼ができ、僧侶がしっかりと供養を行ってくれます。

他にも、ひなまつりに関するイベントなどに寄付することで、供養を行ってもらうことも可能。

結城諏訪神社が行う「もの供養キット」なら、自宅にいながら供養ができ、そのあとは買取やごみとして処分できます。

雛人形を処分する前に供養しないとどうなる？

雛人形を処分する際に、供養をしなくても問題はありません。そのまま捨てたり、買取に出したりすることも可能です。

しかし、何か嫌なことが起きたとき「あのとき供養しておけば」と悩んでしまうかもしれません。

供養するべきか迷うようなら、お寺や神社、イベントなどで供養してもらうと良いでしょう。

雛人形は処分しても大丈夫？

雛人形は処分しても問題はないです。ごみとして処分もできますし、買取や引取をしてもらうことも可能です。

気になる人は供養をしてから処分を行うと良いでしょう。

雛人形を通常のごみとして処分できる？道具ごとの分別は必要？

雛人形を処分する際には、自治体ごとの決まりに沿って分別することが大切です。燃えるごみや燃えないごみに分別し、大きなものは粗大ごみとして処分しましょう。

自治体のホームページや電話で処分方法を確認しておくと安心です。

雛人形をリサイクル品として処分できる？

雛人形を処分する際に、リサイクル品として買取業者に出すこともできます。人気のある雛人形なら、思ったよりも高額で買取してもらえることも。

捨てるのが忍びないという人は、リサイクルに出すことも検討してみましょう。

ガラスケース入り雛人形の処分方法は？

雛人形を処分する際には、人形とガラスケースを分別する必要があります。ごみとして出す場合は粗大ごみや燃えないごみとして分別しましょう。

お寺や神社、イベントで供養する際にも、ガラスケースは不可とするところも多いです。ガラスケースごと処分したいなら、買取業者に依頼するのがおすすめです。

雛人形を処分する時期はいつ？

雛人形の処分には、おすすめの時期があります。イベントで供養をするなら、1年に1度しか処分するタイミングがありません。

供養してもらうイベントを決めたら、ホームページなどで持ち込みや郵送ができる時期を確認しておきましょう。

神社やお寺では、1年中処分してもらえるところもあります。買取では、需要が出やすい12〜2月頃に売却が可能です。

雛人形を売却処分したいけど7段飾りの需要はあるの？

雛人形を売却処分したい場合、7段飾りはあまり需要がありません。現代の家では飾る場所がなく、買い手が少ないので断られることもあります。

きれいな状態の雛人形であれば、骨董品や美術品を扱う店舗で売却するのもおすすめです。できないようなら、イベントや施設へ寄付したり、ごみとして処分も検討しましょう。

飾らなくなった雛人形は処分しましょう

雛人形の処分は、子供が成人して役目を終えた段階で行って問題ありません。雛人形には、女の子が元気に育つように「厄を引き受ける」役割があります。

これまで子供を見守ってくれた雛人形の処分は、感謝の気持ちを持って行うことが大切です。

しかし、子供を守ってくれる存在であった雛人形を処分するのは、忍びないと感じる人もいるでしょう。

ゴミとして処分する区切りが付かない人は、供養をしてから処分する方法もあります。自分が納得する方法で処分を行ってみてください。

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